朝８時半過ぎに家を出て、九州道を八幡ＩＣまで。北九州都市高速に乗継いで
枝光ランプで降り戸畑区の九州工大に行ってきました。
経済産業省から九州めっき工業組合への委託事業である「インテリジェントめっき
技術中核人材育成事業ステージⅢ最終報告会」が１０時から開催されましたので。
九州各地の表面処理事業者の中核人材候補者に対し、これから先の業界のトレ
ンドとなるだろう専門的な知識を詰め込み、いやが応でも企業の次世代の柱と
して仕立て上げる為のこの事業、月に数回、中核人材育成講座や実験が九州工大
などで行われています。
九州工大・九大・福岡県立機械電子研究所・山口県産業技術センター他の研究者
の方々にみっちり仕込まれた１４人の中核人材候補者たちの研究発表会が今日で
した。
当社からも、この事業にはクロムめっき部門のＴ君を出しており、発表者のいる
企業としては是が非でも聴講せねばなりません。
【テーマⅠ めっき浴における添加剤の機能】（５名）
【テーマⅡ ３価クロム化成処理】（３名）
【テーマⅢ 複合めっき】（４名）
【テーマⅣ 合金めっき】（２名）
の各テーマの中で当社のＴ君は【テーマⅢ 複合めっき】にカテゴライズされる
発表を行ないます。
（発表と質疑応答で１５分間、大学の先生や研究員たちの厳しい視線と質問に
曝されます）
（当社のＴ君が掲げたタイトルは「スルファミン酸ニッケル浴を用いた分散
めっき」でした。スルファミン酸ニッケルめっき液に幾種類かのセラミックス
微粒子を懸濁させ、ニッケルめっき被膜中にセラミックス微粒子が含有され
た複合被膜を形成し、優れた物性の被膜を形成させよう、という研究です）
（キーワードは、上述の単語以外に「分散剤」も。かなり大真面目な「緒言」も
あり、研究論文の体裁をきちんと整えています）
（昼休み明けの午後一発目の発表者がＴ君です。開始早々の写真です。本人は
口から心臓が飛び出しそうだったことと思いますが、じっと息を殺して聞き入っ
た僕も、彼以上かもしれぬほど緊張しました）
（発表が早めに終わり、質疑応答タイムが長くなってしまいました。九州工大
の先生から厳しい質問を受けています。頑張って乗り切れっ！）
彼の発表後、ほっとして激しく脱力しました。
プログラム全て終了後、研究員の方々や各企業の中核人材候補者たちと談笑して
いるＴ君を見て、一安心。
早々に北九州市を後にし、久留米に戻りました。
この事業を立ちあげ、運営に奔走し、業界全体の底上げの為にご尽力くださった
関係の皆様、ありがとうございました。
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または、TEL:0942-34-1387 FAX:0942-36-0520
所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。
● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
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窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティングで
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平面研削も行います。
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