国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

エリック・クラプトンとスティーブ・ウインウッドがやって来たが、僕はかなりの後ろ向き…

2011年12月18日 | マスターの独り言(ライブのこと)
先週の土曜日のことである。
12月10日に日本武道館へエリック・クラプトンとスティーブ・ウインウッドの
ライブを聴きに行ってきた。
正直行くか行くまいかをかなり悩んだ。
11月の末ぐらいに「行こう!」と思ったら、
仕事の忙しさでチケットを取ることができなかった。
「まぁ、ギリギリまで残ってるから当日券でも大丈夫だろう…」と思い、
当日になったら「う~ん、高いなぁ~」となった。

とりあえずお茶の水まで出て悩む。
「九段下まで歩くか…」
歩きながらも「まぁ、ダメだったらいいし、ダメじゃなかったらせっかくの機会だから」
などと後ろ向きな考え方だった。
僕はロック畑ではないため、エリック・クラプトンだって名前を知れども
演奏もそんなに聴いたことがない。
一応『ブラインド・フェイス』のアルバムは持っているが、
それだって聴いていないに等しい。
有名だからという理由で行くには少々チケットも高い。
だが、「もしも」がある。
エリック・クラプトンが今後体調を崩しでもしたら最後の来日だって考えられる。
そう思うと今後の話のネタに聴いておいた方がいいのかも…

武道館に着くまで永遠と堂々巡りが続く。
武道館に来たのは大学の卒業式以来である。
当日券の場所にも人の数が少ないのを見て、意を決した。
「一応、聴いておこう」(この時点でもまだ後ろ向きだ!)

無事に当日券を入手できたが、実はこのあと一度新宿にまで出る用事があった。
頼んでおいたレコードを取りに行かなければならないのだ。
時計を見ると開演まであと2時間もない。
慌てて九段下の駅から新宿まで出て用事を済ます。
もうチケットを入手してしまったので、迷いもできない。
とにかく急いで武道館へと戻る。
手に持ったレコードが今度は邪魔になったがいたしかない。

先ほどまで人の列もなかったのに武道館前は人だかりである。
これも「まぁ、あとでか…」と思っていた物販場にも人が並んでいる。
「しまった!」と思い、すぐに並ぶが目当てのタオルを売り切れで買い逃してしまった。
涙をのんでTシャツを一着買い、いよいよ会場へと入る。

当日券というのはよろしくない。
1階とあったから「良かったなぁ」と思っていたら、武道館はアリーナ席があったのだ。
しかも席はほぼステージのバックに近く、前を見るとアリーナのお客が見える。
まぁ、よく言えばステージ脇からよく見える歌舞伎で言う桟敷席なのだが、
ちょっと距離がありすぎた。
しかしそんな難もライブが始まると消えるのである…

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