国道122号沿いの音楽喫茶 『ドルフィン』

さぁ、音楽を聴け!
コーヒーは自分で沸かして用意して…
そんな仮想の音楽喫茶

いよいよ「その時」が近づいている…

2011年07月03日 | マスターの独り言(日々色々なこと)
ついにきてしまった。
昨年の記憶がまざまざとよみがえってくる。
広大な苗場スキー場に点々と広がるテントのカラフルな色が…

親友のガナさんから連絡を受ける前から
ローソンの壁際に貼られたポスターを見て、「今年はどうするか?」と悩んでいた。
今年もいよいよフジロックの季節がやってきたのだ。

もともと今のロックバンドを深く知っているわけではないし、
ロックについてはほとんど門外漢である。
それでもやっぱりフジロックは違う。
知っているか、知っていないのかなどといったことはあまりにも小さな悩みだ。
あのスキー場に広がる光景を目にしただけで、
何か新鮮な気持ちが生まれてくる。

そこは音楽の花が無数に咲き誇っている。
ジャンルはそれほど大きな意味を持たない。
知らないバンドであってもそこで息をすることで、
何か胸の奥底からわき上がってくるものがある。

ジャズでもフェスをやったりしているが、
やはりフジロックの持っている独特な雰囲気を超えるものではない。

正直迷ったところもある。
チケット代も高いし、交通の便も良くはない。
トイレなどの並ぶ時間やら、夏の暑さやらを考えてみれば決して良い環境とは言えない。
それでも問われればやはり「行く!」と答えてしまうのが、
フジロックなのだ。

ガナさんから連絡を受けたのが、6月の半ばである。
「どうする?」
「行きたいねぇ~」
お互いに電話越しに沈黙する。
なかなか7月末は仕事で忙しいのだ。
それでもどうにかこうにか時間を捻出する。
お互いに何とか行けそうだということになれば話は早い。
早速ガナさんにチケットと泊まる場所を確保してもらう。

ネットでフジロックの情報を集め、
スケジュール表をにらみながら、
いよいよその時が近づいていることを感じずにはいられない。