下諏訪温泉 みなみ温泉

　下諏訪駅南側の住宅街にある共同浴場駅側からより、県道185号沿いのかっぱ寿司脇の道を入っていった方が分かりやすいようです
　今まで入湯した下諏訪温泉の共同浴場はすべて駅の北側にあって、みなみ温泉からは離れています。よって源泉も異なっていて、みなみ温泉は高浜受湯槽から源泉を引いています。

　駐車場は明確に仕切られたものはないですが、２～３台は停められるスペースがあります。券売機で券を購入し、番台に出すのは他の共同浴場と同じ。脱衣所、浴室も菅野温泉、旦過の湯、新湯、八木温泉と似たような雰囲気です

　浴室の中央には円形の浴槽があり、中央の湯口からお湯が注がれています。菅野温泉もこのタイプで、まだ行っていませんが高木温泉という共同浴場も同じタイプのようです。他の地域ではあまり見ない形なので、この地域独特のものなのでしょうね（岡谷温泉ロマネットのローマ風呂も同じ形ですが、関係あるのですかね）
　お湯は旦過源湯系のものとそれほど違いはありませんが、少し薄いような感じがします。色はほぼ透明で、石膏臭も僅か。ツルスベ感はそれほど変わりません。分析表を見ると以前は単純温泉とされていたようで、溶存物質含有量は1,000mg/kgぎりぎり。実際に僅かですが旦過源湯より薄いお湯です。

　この日は八木温泉も熱かったですが、みなみ温泉も熱かったここも湯温を下げるために加水しているはずなのですが昔からの共同浴場はどこも設定温度が高いですね

　ちなみにみなみ温泉は殺菌剤を添加しています殺菌剤の使用については下諏訪温泉の共同浴場でも対応が分かれていて、ここの他菅野温泉と湖畔の湯で殺菌剤を使用しています。ただいずれも塩素臭は全く気にならないですね

　下諏訪温泉の共同浴場は少しマニア向けの感が強いですが、ここも外観、立地からしてマニアック。ほとんど地元の人しかこないので、気軽に寄るにはちょっと敷居が高いかもしれないですね