としぼ~の湯巡りブログ!

温泉巡り100箇所達成を記念してブログ設立!長野県北信地方を中心とした温泉巡りのレポートを、気ままに綴っていきます!

サンピア佐久温泉 スパリゾートのぞみサンピア佐久

2018-02-10 02:51:23 | 長野県(東信)の温泉
 毎年、年始の初入湯はどこにしようか迷うところですが、2018年の初入湯は未湯施設に行くことにしました。向かった施設は、佐久市にある「スパリゾートのぞみサンピア佐久」。住宅型有料老人ホーム「ウェルネスのぞみサンピア」に併設された日帰り温泉施設で、HPには「日帰り温泉、スパエステサロン、レストラン、ベーカリー、味処、無料休憩所、テニスコート、ドッグランを完備するスパリゾート」とあります。温泉好きとしてはあまりそそられない施設内容なので後回しにしてきましたが、いよいよ東信で未湯の日帰り入浴専門温泉施設は、ここと最近オープンした「平尾温泉 みはらしの湯」だけとなったことから、東信制覇を目指しての訪問です
 
 のぞみサンピア佐久に到着すると、大型ホテルのような大規模施設であることにビックリ山の斜面に建っているから遠くからでもよく目立つ建物です。玄関を入ると温泉施設は5階にあり受付もそこで行うと掲示されていました。1~4階は介護施設部分ということですかね。
 エレベーターで5階に上がり、降りるとすぐ靴を脱ぐようになっていて、その先に受付があります。5階に色々な施設を詰め込んでいるため、ちょっとスペースに余裕がない印象。そんな中で、浴室に行ってみるとビックリで、洗い場が満員の大盛況です時間は午前11時、普通の温泉施設なら混んでいる時間帯ではないのですが・・・。そんなに人気がある施設だと思っていなかったので意外でした



 浴室内には大浴槽と小浴槽、それにサウナが低温サウナとミストサウナがあります。小浴槽は日替わりの薬湯となっており、この日は「トルマリン風呂」。そして何より湯温が35℃設定でした。このぬる湯設定はサウナの水風呂代わりにもなるからのようです。サウナも低温サウナとミストサウナだからそんなに冷たくなくてもいいのかも知れません。私的には水風呂は嫌いで絶対に入らないので、こういう使い方はありがたいです
 


 大浴槽は横長で広く、一部ジャグジーとなっています。一応中央に小さい湯口があるものの、そこかしこに浴槽内注入口があってどこへ移動しても湯が動いている感じがします。お湯は無色透明、無味無臭、感触も特になくて全く特徴がないものであり、そのうえ強い塩素臭がします。源泉が薄い単純温泉だし、介護施設併設ということで強力に循環濾過・消毒している(ただし掲示なし)だろうからこんなものでしょう。
 
 お湯はそんな感じですが、この内湯で良い点を挙げるとすれば、それはやはり眺望です。ガラス窓が一面広く取られていて、そこからの浅間山の眺望は素晴らしいです山の斜面に建っていて、更に建物の5階だから遮るものが何もありませんこの日は浴室内に水蒸気が充満し、ガラス窓も曇っていたからちょっと残念な状態でしたが、それがなければ内湯からこのレベルの眺望はなかなか拝めないと思います

 
 続いて露天風呂へ移動露天風呂の方が眺望が良いと思いきや、塀で囲まれているうえに天井があるので開放感があまりありません。浅間山方面だけ塀が透明なアクリル板になっているので、湯に浸かった状態で景色が眺められますが、内湯の方が大パノラマで眺めが良いです。

 
 お湯は内湯と違って、色が若干黄色がかって見えました(無味無臭、感触なしは同じ)。脱衣所には「露天風呂は源泉掛け流しのため、湯が空気に触れると酸化し湯が濁っているように見える」と掲示されていたので、そういうことなのでしょう。ただ源泉(28℃)は湯口からチョロチョロ程度でしか注がれておらず、浴槽内注入口から温かいお湯が大量に注入され、オーバーフローが全く見られず、強い塩素臭がするという状況からして、「源泉掛け流し」という表現は無理があるのではないかな甘く評価して循環併用だと思います。

 
 全体的に見て、お湯に関してはわざわざ温泉として入りに来るレベルのものではないというのが感想です。ただし内湯2つ、露天風呂、そしてサウナが2種類というスペックで料金500円というのは良心的であるし、何より浅間山の眺望は素晴らしいものがあります。入浴施設という見方をすればコストパフォーマンスは良く、朝から混雑していたのもうなずけますね

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