寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

日本文芸童話集から、泣いた赤おに

2005年01月20日 00時03分34秒 | 生活手帳
今夜も蒲団にもぐって本を読み聞かせる。
日本文芸童話集(世界童話文学全集16/35年初版)だ。
寅の子、のお気に入りは『泣いた赤おに』(浜田廣介作)

青おにがどうして旅にでたのか、しきりに聞く。
赤おにが人間と友達になれたかわりに親友の青おにが
遠い旅にでるといういきさつを
これでもかっ、と言い聞かせても分からない。

堂々めぐりの末に寅の子、が言う。
みんなでお茶を飲めばおいしいじゃぁ。
青おにも赤おにや人間たちと一緒にお茶を飲んでほしい、ただそれだけなのだ。

蒲団の中で思わず笑ってしまった。
子どもにはかなわない。
いつも子どもの目の高さで。

親も子どもから学ぶことが多い。
共に成長している。

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