寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

子に伝えたい人里の自然、足元の小さな生き物たち。

2011年07月12日 15時59分07秒 | ちいさな生き物たち
バアバの検診の帰り道、病院脇の水田をちょっと覘いてみる。


どの田んぼも働き手は年老いたご両親で跡取り息子はサラリーマンという構図。
この先、三代替われば農家だって絶滅してしまう。


道路と平行に流れる用水路にはおたまじゃくしがいっぱい。
水を堰き止めているので直に干上がってしまう。


サギの足跡を見つけたが種類までは分からない。おたまじゃくしは好物に違いない。
この辺りにはまだかろうじてコサギやアオサギの飛んでいる姿を見る。


お百姓さんが水路の藪をきれいに草刈器で刈り込んである。
将来、この水路がコンクリートの三面張りに改修されれば水生動物も生きていけないのでサギたちも、ここでは絶滅の憂き目に遭う。河川の改修や耕地整理によって自然の生きものはどんどん姿を消す。同時にこどもたちも遊び場を失うー・・・そういえば、最近、アメリカザリガニを見なくなった。


【エコロジーガイド人里の自然】芦沢俊介/平成7年/2300円/保育社
【エコロジーガイド日本の絶滅危惧生物】加藤辰己・太田英俊/平成5年/2000円/保育社
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