殆ど全ての日本人は敗戦という重い荷物を背負い、焼け野原から立ち上がった。
岩波写真文庫は1950年6月10日【木綿】に始まり、
1958年12月20日【風土と生活形態】を最後にシリーズ286冊を完結した。
半世紀を経て今なお、色褪せない庶民の明るい笑顔の中に生きる逞しさをみる。
岩波写真文庫に出会い20余年、店主になった今も自分の為に好きで集めている。
同じようにこの冊子を愛する方に全286冊を本棚に揃えることが出来てうれしい。
人気ナンバーの中には法外な価格設定もあるが「並上」の保存状態はすこぶる良く、蒐集家の厳しい目にも耐えられると思う。
主なナンバーから~
【南氷洋の捕鯨/003】並中/初版 1,200円
【かいこの村/084】並中/初版 1,000円
【伊豆の漁村/085】並中/初版 1,000円
【自動車の話/094】並上/初版 1,800円
【戦争と日本人/101】並上/初版 1,500円
【汽車の窓から・東海道/113】並上/初版 2,000円
【水害と日本人/124】並上/初版 2,500円
【一年生・ある小学校教師の記録/143】並上/初版 1,200円
【忘れられた島/148】並上/初版 5,000円
【村の一年・秋田/177】並上/初版 1,000円
【離された園/188】並上/初版 3,000円
【子供は見る/199】並上/初版 1,200円
【日本・1957年4月7日/237】並上/初版 2,000円
【風土と生活形態/286】並上/初版 1,200円
岩波写真文庫のことなら買い取りも古本寅の子文庫
※追記(2/19)上記ナンバーのうち以下売り切れました。
[南氷洋の捕鯨]
[戦争と日本人]
[汽車の窓から~東海道]
[日本・1957年4月7日/237]
[風土と生活形態]
写真文庫たちは無事に届いたでしょうか。
>教えたいけど、教えたくない、という気分
ほんとはそっとしておきたいんですが・・・同感です。ネットで写真文庫を画像付きで公開するようになってから売値相場が高騰しているような気がしています。ウチでははメリハリをつけて、美品は高値の代わりに並本は価格を抑えているつもりなんですが・・・この度はコメント&トラックバックありがとうごございました。
こういう場合、本好きは、教えたいけど、教えたくない、という気分になります。でも、今回は失礼してトラックバックを飛ばしました。
今後とも、ご精励下さるよう、切望します。
ご連絡承りました。また宜しく御願いします。
自分用の「マイ写真文庫」だけに並上の保存状態は良いです。お買い上げ頂いた方も必ず納得がいくと思います。昨日夕刻、神田の古書店街を歩きましたが写真文庫は何処にも置いてありませんでした。今後は入手も段々難しくなるので今のうちに背のきれいなモノを買っておいたほうが良いと考えます。No148【忘れられた島】は前回が3500円、その前が3000円でしたがすぐに売れてしまいました。今回は法外な値段をつけましたがオークションの落札値はまだ高いかも知れません。148番が本棚にあるのとないのでは大違いなので、売れないでほしいです(たぶん売れないと思う)
早速何冊か売り切れてますね。
ちなみに私、ブログ移動しています。
http://kosyo-doris.jugem.jp/
また機会があればご利用させていただくかもしれませんので、その時はよろしくお願いします。