寅の子文庫の、とらのこ日記

本が読みたいけど本が読めない備忘録

いざ、というときのラジオとアマチュア無線

2007年07月20日 07時31分56秒 | ラジオとアマチュア無線

16日の新潟・中越沖地震の当日は家族で知多半島を走っていた。
カーラジオの周波数が合わなかったので終日ニュースは耳に入らず、こともあろうに翌朝、自ら配る朝刊の一面で大惨事を知る。

いざという時には携帯よりアマチュア無線が信頼できる。FM波のハンディ機(145/430Mhz)を常時携行していれば必ず役に立つ。画像にあるのはケンウッドの[TH79]FMハンディ機で10年使ってまだ壊れない。シガーソケットから電源を供給して5Wの送信出力がある。アンテナ端子に別売りの簡易アンテナを繋いで車の屋根にマグネットで立てればロケーション次第では数十キロ離れても交信できる。

この日も430(ヨンサンマル)のメインチャンネル(433,00Mhz)で待機していたがさすがにFM波では地震に関するQSO(交信)はワッチできなかった。旅先では980円のAMラジオが1台でもあれば、何かと便利かもしれない。



愛知県知多市、名鉄常滑線古見駅付近@かあさんは高校時代のともだちに会う

※補足
[10万分の一、リンクルミリオン中部道路地図/1999]を見ると知多半島は平坦地ばかりで山地もなく随所に小さな湖沼?が目につく。【旺文社図説学習/日本の地理5中部地方】S53年版から知多半島を調べてみた。要約すると昔より干害に苦しみ瀬戸内地方と並び、ため池の多い地域、昭和36年には5年間の突貫工事の末、木曽川から水を引く愛知用水が完成した。しかし水田より畑地灌漑重視と負担金の重さから農民の受益返上があいつぎ、いっぽうでは高度成長に伴う工業の発展から農業用水としてよりも工業・水道用水としての貢献が高いとあった。

《紹介したいサイト》
アマチュア無線7LC4CWの、無線と非常通信のページ
水土里ネット愛知用水/愛知用水土地改良区