智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

図鑑

2014年07月26日 | 読書、観劇、映画
甥っ子の誕生日には、本を贈ることになっています。

6月の終わりに、6歳になった甥っ子と本屋へ行きました。

お子様コーナーでは、各社の図鑑が、ズラリと平積みで、

椅子まで置いてあり、どうぞ見比べてください、とばかり、本屋は力を入れています。


実際、甥っ子の目当ては図鑑で、

ポケットサイズの「岩石・鉱石」と大きいサイズの「恐竜」を選びました。


帰宅すると、朝日新聞の特集記事で、子供用の図鑑に各社とも精力をつぎ込んでおり、

本が売れない時代に、子供図鑑が売り上げを伸ばしている、とのこと。

確かに、親としては教育上の見地から、買い与えたい本ではあります。

かくして実家の書棚には、子供の図鑑が増えつつあります。


それにしても、男女の性差もあるのでしょうか・・・

私や姉が子供の頃、甥っ子達と比べて、そこまで熱心に図鑑を読み込みませんでした。

私はよく本を読む子でしたが、それは物語であり、

サイエンスやニュートンなど、高校生になってから読みました。


思うに、

図鑑は男子に多いオタク文化、コレクション文化へ発展し

物語は女子会のガールズトークに、発展する所以では・・・

などと思いました。