智の庭

庭の草木に季節の移ろいを感じる、日常を描きたい。

書道を始める

2014年07月25日 | 書道、絵を描く
私、書道を習い始めました。

細筆書きの実用書で、狙いは、記帳や、(不)祝儀袋に、美しく書きたい・・・

というわけでして、まず住所と夫の名前と私の名前を、楷書と行書で練習しています。


きっかけは、甥っ子達が通う書道教室の付き添い。

甥っ子次男が6月に、硬質鉛筆から毛筆書きに切り替わった時に、

「智子おばちゃんも、一緒に始めようかな」

甥っ子達は大喜びで、私に、墨の硯方、半紙をフェルト下敷きの上に載せて・・

手はここ、筆は・・・と世話を焼きます。



週一回、保育園に通う次男を昼食後に迎えに行き、その後に書道教室へ通います。

先生は、堂々とした潔い字の書き手で、齢は30代後半の女性。

半紙だけでなく、封筒にもお手本を書いてくださいました。

先日は、「こんなのも息抜きに、どう?」と、

「寿」を3種類の書体で、祝儀袋の紙に書いて下さいました。

思わず嬉しくなって、「先生、面白いですね!」と答え、

先生は目をクリクリっと輝かせました。


私の書道歴は、

小学生の頃、厳格な御爺ちゃん先生に、所作礼儀も含めて教わりました。

私立の中学高校では、芸術科目は書道を選択して、

楷書、行書、草書、隷書など学びまして、書の面白さは心得てはおりました。

ですから、再開したら、きっとハマル予感はありました。


日常生活の中で、息を止めるほど集中する時は、書道おいて他にはなく、

練習を終えたあとは、脳神経がヘトヘトですが、爽快感を感じます。

そして、甥っ子と「おててつないで」帰る道は、清々しいです。

良い師を得ましたので、きっと、一生続くでしょう。