【大山康晴の晩節】河口 俊彦 飛鳥新社 2005年09月10日 | 2005 読後のひとりごと 作家の書いた将棋観戦記、新聞記者の観戦記は、いずれも読ませる話題があるが表現の誇張や、遠慮もある。河口は現役の高齢、高段棋士。棋士であるだけに将棋を指す、棋士の心の奥に住んでいる勝負へのうめき、うごめき、男たちの嫉妬心や勝負所を巡る心理の綾を知っている。 . . . 本文を読む