この本は、友人に薦めてもらった本だけど、
大人になってからピアノをやり直して、そしてプロにまで到達した人の書いた本。
大人になってから始めて、プロにまで?と思ったけど、
読んでみるとやっぱりこの人は違う、べつ!
ということがよくわかって、ちょっとがっかりというか
まあ、当然というか…
でも、練習の仕方とか、楽曲の分析の仕方とか、
暗譜の仕方とか、読んでいると参考になるところがいっぱいあって
大人になってからピアノを真剣にやりたいという人にはぴったりの本。
特に、勇気付けられたのは、
速く弾くことは速く指を動かせばいいということではないということ、
そして速く弾きたかったらゆっくりの練習を、ということ。
だいたい、私は指がまわるほうではなく、
速いパッセージになるともつれたり滑ったりして、
自己嫌悪におちいっていたのだけど、
解決のひとつの方法が、ゆっくり、超ゆっくり弾くこと。
このゆっくり練習、大学時代から先生に言われてきて、
私の中では当たり前だったんだけど、
教えてる生徒にはいくら言っても、なかなか通じず、
「ゆっくり弾く事は難しいらしい」ということに気づいたのも教え始めてから。
ゆっくりと正確に、しかも様々なことに気を配りながら弾く練習をしっかりとして、
今度の本番に備えようと、ん~、決意も新たに!!
まだ、間に合うと思っている自分がこわかったりして!!
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