京都駅近くのホテルの喫茶店に入りました。
隣の席では親子が何やら話しをしています。
母「お前はお父さんに似てきたわ」
息子「わかるけど(笑ながら)・・・どんなところが?」
母「とくに父さんの悪い所ばかり似てきたね」。
父親は「悪いところというが、良いところも私には沢山あるんだ」と反論。
息子は「父さんの良い所ってどこなの?」
父親「え・・・・と。。。。」としどろもどろになっています。笑
かしこきすがた、善人のかたちを、あらわすことなかれ、
精進なるすがたをしめすことなかれとなり。
親鸞聖人(唯信鈔文意)
私たちは常に良い人としてみられたくて外面を賢くよそおいます。
しかし身内は、内の愚かさをお見通しです。
なぜなら裸の自分も知っているからです。
私たちは愚かな自分で終わりたくないと、様々な教養を身につけようと努力します。
仏教も自分の内面を磨くという手段だという方もいるかもしれません。
しかし親鸞聖人
は、内も外も愚かでいいと言われるのです。
誰だって愚かな自分なのです。
それを隠そうと外面だけをつくろう必要はないのです。
「父さんの良い所って何?」と露骨に聞いた息子は、母に「お前は父に似ている」と
指摘されたことをどこかで納得していたのかもしれません。
お互い様!
あなたも
私も
ほのぼのした会話を聞かせていただきました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ほのぼの・・・
隣の席では親子が何やら話しをしています。
母「お前はお父さんに似てきたわ」
息子「わかるけど(笑ながら)・・・どんなところが?」
母「とくに父さんの悪い所ばかり似てきたね」。
父親は「悪いところというが、良いところも私には沢山あるんだ」と反論。
息子は「父さんの良い所ってどこなの?」
父親「え・・・・と。。。。」としどろもどろになっています。笑
かしこきすがた、善人のかたちを、あらわすことなかれ、
精進なるすがたをしめすことなかれとなり。
親鸞聖人(唯信鈔文意)
私たちは常に良い人としてみられたくて外面を賢くよそおいます。
しかし身内は、内の愚かさをお見通しです。
なぜなら裸の自分も知っているからです。
私たちは愚かな自分で終わりたくないと、様々な教養を身につけようと努力します。
仏教も自分の内面を磨くという手段だという方もいるかもしれません。
しかし親鸞聖人
は、内も外も愚かでいいと言われるのです。
誰だって愚かな自分なのです。
それを隠そうと外面だけをつくろう必要はないのです。
「父さんの良い所って何?」と露骨に聞いた息子は、母に「お前は父に似ている」と
指摘されたことをどこかで納得していたのかもしれません。
お互い様!
あなたも
私も
ほのぼのした会話を聞かせていただきました。
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ほのぼの・・・