2014/07/13「Les Miserables」両国《江戸東京博物館ホール》
日本マイム研究所の公演に出演しました。
佐々木博康先生急病により、本番3日前にすべてが変わってしまった。
配役替えなど皆パニクっていたが、素晴らしい仲間達。力を合わせて、
最高の集中力と演技で、公演を成功させた。私は特に過密な7月のスケジュールの中、
どうして引き受けてしまったのだろうと何度も悔やんだが、
ラスト、満席の会場を見ながら、ああ参加して良かったとしみじみ思った。
研究所在籍歴だけは長いワタクシ、でも殆どちゃらんぽらんにレッスンしていたので、
このようなちゃんとした公演は初舞台に近い。前に歌手役で出たけど、その時は歌えば良かったので。
今回は、ジャン・バルジャンがパンを盗もうとしたその手を捻り上げ叫ぶ「パン屋の女将」から始まり、
「娼婦」「弁護士」最後は修道院の「シスター」まで。その間舞台の4枚のパネルを動かしたり着替えたり、
フォンティーヌが髪の毛を売るシーンでは、その髪を切る役...パネルから手だけ見せての演技も。
自分が少し「濃く」なった様な気がします。何物にも代え難い貴重な経験と勉強をさせていただき、
佐々木先生と、研究所の皆さんに感謝しています。
そして最後まで温かい声援を送り見守ってくださったお客様に、心から感謝します。
ありがとうございました。
若林君は、太鼓要員で参加だったはずが、コゼットの恋人役「マリウス」の役で大奮闘。