女社長のブログ《伴海日記》

おかげさまで今年は10周年を迎えます
伴海エンタープライズ株式会社の社長であり歌手
浜砂伴海の日記

大方緋沙子さんのピアフ

2010-02-08 | 音楽
豊島区の「あうるすぽっと」で、
舞台女優である大方緋沙子さんの「ピアフ」を聴いた。
涙が出た。

3年前、パリのマリニー劇場で
ナタリー・レルミット女史のピアフを聴いて感動し、
滞在中に千秋楽があったので再び聴きに行った。
チョコレート渡して握手した。
「私はピアフではなく”あなた自身”を聴き、感動した」と
つたないカードを託したら、メールで「ありがとう」と返信が来た。

あの時と同じ感動。
ピアフの芸術、音楽ではなく、
私は大方緋沙子さんそのものに感動したのだ。
70歳くらいでいらっしゃるだろうか。
一生懸命。チャーミング。
魂の叫び・・・でも押し付けがましくない。
これは、なかなか出来ないことだと思う。
共感を呼ぶ歌。

歌手ではない。もちろんシャンソン界の人じゃない。
でも黙々と、人生を切り開き、自分の歌を歌ってらっしゃる。
天晴れ!
私はどこにも属さない(協会にも、ジャンルにも)つもりで、
歌を歌って行きたいのだが、
心のどこかで、気負ってる部分があったのかもしれない。
大方さんの歌を聴いて、スカッとした。
人生、捨てたもんじゃないよ。
どっこい生きて(歌って)行こうと思った。
ありがとう。