tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2017年6月)

2017-06-30 23:00:00 | 今日の出来事
<今月読んだ本> 10冊  □は途中で読むのをやめた本

2(金) ■堀江敏幸 『回送電車』

5(月) □ヘンリー・デイビッド・ソロー 『森の生活〈上〉ウォールデン』

    □安部公房 『カンガルー・ノート』

7(水) ■橘玲 『「リベラル」がうさんくさいのには理由がある』

8(木) ■田房永子 『男しか行けない場所に女が行ってきました』

10(土)■東浩紀 大山顕 『ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市』

15(木)■片岡義男 『ジャックはここで飲んでいる』

16(金)■サーラ・クリストッフェション 『イケアとスウェーデン:福祉国家イメージの文化史』

23(金)■中川寛子 『解決!空き家問題』

    ■岸政彦 『ビニール傘』

27(火)■又吉直樹 『火花』

30(金)■川上未映子 村上春樹 『みみずくは黄昏に飛びたつ』


<今月観た映画> 8本

3(土) ●ジェイソン・ステイサム スー・チー 『トランスポーター』

4(日) ●トム・ジェーン ジョン・トラボルタ 『パニッシャー』

6(火) ●サンドラ・ブロック ジュリアン・マクマホン 『シャッフル』

7(水) ●リッカルド・スカルマチョ ニコール・グリマウド 『あしたのパスタはアルデンテ』

8(木) ●アシュレイ・ジャッド トミー・リー・ジョーンズ 『ダブル・ジョパディー』

10(土)●ジェイソン・ステイサム アンバー・ヴァレッタ 『トランスポーター2』

14(水)●クリステン・ミラー アリソン・ラング 『ルームメイト2』

21(水)●グレン・クローズ ジャネット・マクティア 『アルバート氏の人生』


ビートたけしにおべんちゃら

2017-06-29 10:26:33 | 今日の出来事
控室にビートたけしが座っている。
テーブルの上には、たけし監督の新作映画のものだろうか、
脚本の草稿のようなものが広げられている。
監督はそれを練っている最中らしい。

どうやら今日はこれからビートたけしの「握手会」が開催されるようで、
自分はその主催者で、たけしをアテンドするためにこの控室にいるようだ。

「今日はたけし監督との『握手会』というより、みなさんでたけし監督の栄誉を讃える
『拍手会』のようですね…」
と、自分は実に下手糞な、しょうもないおべんちゃらを並べている。

しかし、たけし監督は新作の脚本を練ることに夢中なようで、
僕の言うことなどまるで聞いていない。
あごを撫でながら、ぼんやり宙を見つめているだけである。 

2日連続、夢にタレントが出てきた。


香取慎吾からの電話

2017-06-28 10:59:11 | 今日の出来事
2階に上がると、妹がラジオを聞いていた。
ラジオから香取慎吾の声が聞こえてくる。「さあ、つながるかな…?どうでしょうか…?」

部屋の床に落ちていた僕の携帯が震えだした。
妹がラジオと僕の携帯を交互に指差す。咄嗟に意味が分かった。
ラジオ番組のプレゼント企画で、香取慎吾が聴取者に電話をかけ、
つながった相手にクイズを出題し、それに見事正解すると5万円がもらえる、
というあれである。

「もしもし」。僕は電話に出る。応答がない。
「もしもし」。もう一度喋ると、自分の声が少し遅れてラジオから聞こえてきた。
やはり。ラジオ局からの電話だ。

「もしもし」。と香取慎吾が言う。
「もしもし」。と僕。
「良かった。つながりましたね。ではクイズを出題します。
先ほど番組で紹介した店の名前を教えてください」

僕は妹に目で助けを求める。
妹は口を開こうとするが、僕は「紙に書いて」とジェスチャーで示す。
妹が手近な紙にペンで走り書きをする。
「自転車屋台の焼きそば屋さん」僕はその通りに読み上げる。
「ん…?それで全部ですか?」と香取慎吾が納得いかない様子で言う。
妹が紙に何かを書き加える。
「銀座 自転車屋台の焼きそば屋さん」と僕はそのまま読み上げる。
「それが答えですか?」と香取慎吾が言う。
妹が頷くので、僕は「はい」と言う。
「残念…肝心なワードが抜けてしまっていますね…不正解です」

そこで目が覚めた。

自分が見る夢なんだから、少しは自分に都合のいい展開になれよ…腹が立った。


那須一泊旅行 2日目

2017-06-25 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
9:52 ホテルをチェックアウトしようとエレベーターホールへ。この窓の「緑の切り取り方」が気に入った。

那須というのはなかなか俗化した観光地で、一番の目的である山にさえ登ってしまえば(そして温泉旅館で風呂と食事とごろ寝を堪能してしまえば)、あとは僕の行きたくなるようなスポットはあまりない。遊園地、アウトレットショッピングモール、サファリパーク、ステンドグラスやらトリックアートやらの美術館、オルゴールやらガラス細工やらの工芸品店…いずれも日常の消費社会がそのまま持ち込まれているようで、まったく食指が動かない。唯一行ってみてもいいと思ったのは牧場。
10:15 南ヶ丘牧場へ。檻の中のやる気のなさそうなうさぎ。「うさぎに触れます」という有料のコーナーがあるのだが、そことは別に、ここに入れられている。かなり年寄りのうさぎで、人間どものお相手はもう免除されているのかも知れない。

牧場だからのびのびとした草原があるかと期待していたが、小学校のグランド程度の広さだった。売店で搾り立ての牛乳を飲み、ソフトクリームを舐めて(こうしてやっぱり消費社会に毒されていく)、牧場を後にする。1軒だけ個人経営の雑貨店に立ち寄り(でも何も買わず)、昨日と同じく、道の駅・那須高原友愛の森へ。地元産の野菜を買い込む。昨日食べて美味しかった大福も。昼前には那須を後にし、下道をのんびり矢板までドライブし、高速に乗って早めの帰宅。


那須一泊旅行 1日目

2017-06-24 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
11:44 那須ロープウェイ。那須岳に登るのは2度目。前回は麓の駐車場から歩いて登ったが、今回は妻が一緒なのでロープウェイで標高1684mの9合目までショートカット。乗車時間は4分弱。ゴンドラは111人乗りとあって、かなり大きい。

見える頂上までの高低差はここから230m。負担感は少ない。リュックを背負わず手ぶらの軽装の人も多い。ごろごろとした岩場を登っていく。

12:20 歩き出して30分ほどで茶臼岳頂上(1915m)へ。

ロープウェイまで来る途中で立ち寄った道の駅・那須高原友愛の森のお弁当。製造者名として地元のお母さんの名前が書かれた手作り。唐揚げ、煮物、ポテトサラダ、玉子焼き、スパゲティなど。値段が手ごろだった。空腹時は甘い物から先に食べたくなる僕は、これも道の駅で買った大福を、まずはパクリ。

食事を終えると、茶臼岳の火口を右に見ながら下っていく。

切り立った岩場の崖の下に、目指す峰の茶屋の赤い屋根が。

霧が抜けた。前方に朝日岳、三本槍岳が連なる。前回はそちらまで足を伸ばした。歩きたい欲はあるのだが、今回は妻合わせの「ほどほどトレッキング」。

13:35 峰の茶屋からは、茶臼岳の山腹を反時計回りに半周する。無間地獄。噴煙が上がっている。

噴気孔が登山道のすぐ傍らにも口を開けている。妻が不用意に手をかざし、熱すぎて火傷のようになったと言っている。那須岳の噴火警戒レベルは1(「活火山であることに留意」)。箱根と同じ。

南月山への尾根道を分ける牛ヶ首が見えてきた。

14:12 ロープウェイ駅まで戻ってきた。

14:48 歩きとしてはちょっと物足りないし、宿にチェックインするのも少し早いので、車で那須平成の森へ移動。那須御用邸用地のおよそ半分、約560haが宮内庁から環境省へ移管され開園。

森の中を歩く。那須岳からはかなり山を下りてきているので暑い。

森を抜けたところに滝がある。駒止の滝。徒歩でしかたどり着けない山中の密やかな滝と思いきや、どこからかアクセス路がつながり、駐車場まであるので拍子抜けする。森の中の道を入口のビジターセンターまで戻る。

16:09 車でさらに山を下り、温泉街に近づく。殺生石。火山ガスが噴出する岩場。

殺生石の横の山に神社がある。温泉神社。読みは「おんせん」にあらず、「ゆぜん」。参道の緑が美しく、ちょうど妻の羽織っていたカーディガンがこれに近い色をしていたので、これをバックに写真を撮る。さて、宿へ向かいますか。