tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2014年7月)

2014-07-31 23:00:00 | 今日の出来事
気に入ったものはリンクあり。

<今月読んだ本> 11冊

1(火)  ■デイヴィッド・ゴードン 『二流小説家』

4(金)  ■春日武彦 『「キモさ」の解剖室』

7(月)  ■島田裕巳 『プア充 ―高収入は、要らない―』

8(火)  ■吉田修一ほか 『あなたと、どこかへ。』

10(木) ■酒井順子 『ユーミンの罪』

14(月) ■華岡雪子 『婚活放浪記』

18(金) ■『ミステリマガジン700【海外篇】』

22(火) ■村上春樹 『女のいない男たち』

27(日) ■小田嶋隆 『ポエムに万歳!』

29(火) ■泉直樹 『オトコの婚活』

31(木) ■吉本ばなな 『白河夜船』


<今月観た映画> 9本

1(火)  ●ホープ・デイヴィス アラン・ゲルファント 『ワンダーランド駅で』

     ●ナタリー・ポートマン スコット・コーエン 『水曜日のエミリア』

     ●ハル・ベリー ジェシカ・ビール 『ニューイヤーズ・イブ』

5(土)  ●ジェイソン・ステイサム ベン・フォスター 『メカニック』

     ●竹内結子 松本花奈 『サイドカーに犬』

6(日)  ●渥美清 志穂美悦子 長渕剛 『男はつらいよ 幸福の青い鳥』

9(水)  ●トメル・シスレー シャロン・ストーン 『ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀』

19(土) ●ホープ・デイヴィス アラン・ゲルファント 『ワンダーランド駅で』

27(日) ●渥美清 竹下景子 三船敏郎 『男はつらいよ 知床慕情』

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今日の出来事0714-0719

2014-07-19 09:19:59 | 今日の出来事
<0714>
朝の通勤時、自転車で走っていたら、シャツの肩に電線の鳥からフンを落とされた。
なんと、鳥にフンを落とされるのは、今年2回目だ。
あの時も同じ「左肩の袖」だった。まるでデジャブのようだ。
俺にもようやく“ウン”が向いてきたか?
…いや、そうとでも思わなきゃやってられない。
近くの公園の水道で洗い流した。幸いシミなどは残らなかった。
背中に落ちなかっただけマシと思うべきなのだろう。
背中じゃ気づかずにそのまま行ってしまったかも知れない。

<0716>
前にも書いたが、品川駅の港南口へ伸びる自由通路が嫌いだ。
普段の所用では日中に通ることが多かったが、今日は朝のラッシュ時真っ只中に通った。
いつもより“おぞましさ”が倍加していた。
似たような装いの大群の人たち(ほぼすべてが近隣に勤める会社員だろう)が、みな同じ方向を向いて、
同じスピードで、黙々と行進をしている。そしてその人波が途切れることがない。
こんな動画があった。
「JR品川駅 港南口方面通路の様子(午前8時30分)」
まさにこの光景だ。投稿者もこの光景に異様な空気を感じ取ってこれを撮影したに違いない。

<0717>
以前、始発駅から地下鉄に乗り込んだら、座席横の手すりにビニール傘が掛かったまま置き忘れてあって、
それから30分乗っていたが、当然と言えば当然、取りに来る人もおらず、
だったら失敬してしまおうと、降りがけにもらって帰ったことがあった。
ビニール傘とは言え、持ち手や石突き(中棒の先端)、露先(骨の先端)が黒い部材になっていて、
「凝ったデザイン」をしている。(ただし、傘布はあくまでビニールで、ペラペラだ)
その傘を今日の会社帰りに持ち歩いていた。雨は降っていなかった。
牛丼屋に入り、入口に傘立てがあり、傘を席まで持っていくか迷ったが、結局そこに立てた。
案の定…と言っていいかも知れない。忘れて帰った。
もともと「くすねた」傘だから、やはり結末もこうなるよな、と思った。

<0718>
会社帰り、昨日の牛丼屋に寄ったら、あの傘が1本だけ、そのまま傘立てに差さっていた。
店員に一言告げ、持ち帰った。
折しも雨が降りだした。なんとも都合のよすぎる展開になった。

<0719>
今日は夜に初対面の相手とデートの予定あり。
そもそも恋愛感情が湧くかどうかまだわからない相手と会うことを「デート」って言うんだろうか?
…とも思うけど、「面会」とか「面接」では色気がなさすぎる。
そういう意味では、「お見合い」という言葉は、字面だけ見れば、
その響きが、気負いすぎず、素っ気なさすぎず、ふさわしいのかも知れない。

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これも人生の最高記録

2014-07-12 13:49:22 | 今日の出来事
今日はすでに洗濯機を4回まわしている。

1、シーツ(敷)
2、ワイシャツ(柔軟剤を使用)
3、シーツ(掛)
4、敷パッド

合間に部屋に掃除機をかけたり、「フルーツグラノーラ」を食べたり、新聞を読んだり、これを書いたり。

もう1回まわそうと思う。今度はトイレのマットや便座カバーだ。

1日に5回も洗濯機を回すのは初めて。
これはこれで、「人生の最高記録」だな…。

昨年は7月に2回旅に出ている。今年はまだ0回だ。

…ああ、洗濯機の渦をぼーっと眺めているのではなく、旅に出たい。

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川崎七福神を歩く

2014-07-06 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
雨の心配は薄そうだが、かと言って、外出を誘うほどの好天でもない。家に引き籠っていたとしても後ろめたくなるほどの陽の輝きもない。行こうかどうしようか…迷ったが、結局11時頃家を出る。
12:11 東急・田園調布駅。今日はここから「川崎七福神」を歩く。川崎なのに都内で下車したのは、多摩川を歩いて渡りたかったから。

駅前から住宅街の中を放射状に伸びる道路、そのうちの1本をまっすぐ行くと、宝来公園。森の公園。太極拳をしているおじさんがひとりいるのみ。

「田園」の名とは裏腹に、このあたりに平坦な地形の広がりはない。宝来公園の中は下り傾斜で、公園を出たところで登り返すと、台地の上に出る。
12:24 多摩川台公園。こちらも豊かな森がある。

多摩川に向けて木立ちが開けた場所があった。たとえば城を築くならこのような川沿いの高台が選ばれそうなものだが、この公園には城よりも歴史の古い、4世紀の築造とされる古墳がある。

公園のこの広場には覚えがある。昔、ここから自転車でほどなくの町に住んでいた頃、付き合っていた彼女とバドミントンをしに来た。ラケットはホームセンターで買い求めた半分おもちゃのような安物で、ガットがすぐに開いてシャトルが「穴」にはまってしまい、ラリーがまともに続かなかった。…そんなことではしゃいでいたんだよな。まさにこの場所で。

公園を南端まで進むと、多摩川を渡る東急の橋と、武蔵小杉のビル群が見えた。

公園の台地を下り、昼から開いている川沿いの飲み屋や河川敷のバーベキューに休日の雰囲気を感じながら…
12:43 丸子橋を渡る。

並行する東急の橋は東横線と目黒線の複々線となっているので、電車がひっきりなしに行き交う。乗り入れの東武や西武の電車もやってきて、「東武も西武も、乗り入れで『多摩川を越えた』のか…」と思う(東武は伊勢崎線が田園都市線に乗り入れた時点で越えていたわけだが、まあ、細かいことはいい)。

ダンプなどの大型車が行き交う多摩川沿いの狭い道路(多摩沿線道路)を少し惨めな気分になりながら歩き、目的の寺を見つけたもののこちらは裏側で入ることができず、回り道してようやく門前にたどり着く。
13:03 第一番・大楽院(恵比寿)。境内の横を新幹線の高架橋が横切っている。お堂の前で目を瞑って手を合わせていると、シューッとやってきてシューッと消えていく新幹線の音だけが耳に残る。

綱島街道、中原街道と幹線道路沿いに歩く。途中の100円ローソンで菓子パンとコーヒーを買って、食べながら歩く。
13:36 第二番・西明寺(大黒天)。葬儀が終わったところのようで、紙袋を提げた喪服姿の年寄りが「でもまあいい日だったわね、雨も降らないで…」などと言いながら出てくる。芝生がきれいな緑色をしている。

寺を出るとすぐに、路地の奥に等々力競技場の照明塔が高く聳えているのが見えた。

等々力緑地の中を行く。広場で軟式テニスをしている女子中学生がいて、自分も中学の頃はテニス部、久しぶりにテニスがしたいなと思った。ボールがポヨポヨした軟式が気楽でいい。試合でなくていい。ただ、ぽーん、ぽーんと乱打がしたい。

等々力緑地を抜け、静かな住宅街を歩く。自分の家の近所にもありそうな光景で、一瞬自分が今どこにいるのか、どこから歩いてきたのか、わからなくなる。

14:00 第三番・東樹院(毘沙門天)。瓦の濃いピンク色が印象的。ここでも葬儀が行われていた。

14:14 第四番・宝蔵寺(弁財天)。
今回は七福神ガイドブックではなく、地図の本を見ながら歩いている。地図と現地を照らし合わせながら歩くのが自分は好きだ。方向感覚が狂うこともあるが、間違いに気づいて修正するのも、それはそれで楽しい。

14:27 第五番・安養寺(福禄寿)。
七福神が祀られていればそこにお参りするし、見つからなければご本尊をお参りするし。賽銭箱があれば小銭を納めるし、見つからなければ手を合わせるだけだし。極めて自己流の気楽なお参りをしている。

第五番から次の第六番までが一番距離がある。距離があるからどんなルートで行ってもいいのだが、決めあぐねて武蔵新城駅前のアーケード商店街に迷い込む。

商店街を抜けると、結局無難なルート、南武線沿いを行く。車庫のある武蔵中原には電車が留置されている。

武蔵中原駅を過ぎ、線路の行く末に武蔵小杉のタワーマンション群が近づいてくる。

15:25 武蔵小杉駅前。実はかつて、このマンションを買うつもりだった。建設前の2006年のことで、申し込んだが、抽選ではずれた。39階の東京都心側の部屋だった。高層階から遠景として望む東京中心部はきっと悪くなかったろう。あの部屋に住んでいる人生はどんなだったろうか?案外今とまったく変わらないかも知れない。あるいは、夜風の気持ちのよい晩は、バルコニーで美しいジャズでも聴いていて、ふいに手すりを越えて空中にダイブしたかも知れない。

綱島街道を歩き続け、目印にしていた水路との交差地点で脇道へ入る。幹線道路の騒々しさが途絶えてほっとする。

僕の持ってきていた地図は「東京都」のもので、川崎市であっても今まで歩いてきたエリアは網羅されていたのだが、このあたりは地図が途切れてしまっている。目指す寺の付属幼稚園の送迎バスが停められているのを見つけたので、寺もこのすぐ近くだとは思うのだが、どちらにあるのかわからない。通りをぼんやりうろついていたおじさんに尋ねて、たどり着く。
16:03 第六番・大楽寺(布袋尊)。

立派な布袋様がいた。

工業地域を行く。工場の裏手、油に濡れた地面や、使い古された木の台、ありあわせの戸板や鉄板があてがわれた造作など、どのような用途のスペースかわからないが、「町の製造業の現場」という感じがする。

横須賀線を渡る。武蔵小杉方面。

反対側、新川崎方面。「広大な空地の向こうに見える高層ビル」という光景には、寂寥感が漂う。

16:32 南武線・平間駅の踏切。自販機で買った500mlのコーラを飲み歩いている。まともな食事もせずにこんなものばかり飲んでいて、その上歩き疲れて、7月頭だというのに早くも夏バテになりそうだ。

16:46 第七番・無量寺(寿老人)。今日訪ねた別の寺にもあったが、笠をかぶり、杖を持つ弘法大師の像が立っていた。僕も僧になるならば、歩き続ける僧になりたい。

無量寺前の公園で休む。僕もいずれ子どもを連れてこういう公園に来るだろうか。子連れで遊んでいる時には、こうしてひとりで気ままに歩いていたことを懐かしく思い出すだろうか。5時のチャイムが鳴る。

17:08 多摩川河川敷に出る。下流、対岸の下丸子方面。

上流に向かって歩く。対岸側には東京スカイツリーも見える。それと意外な近さ(方角が重なっているのだ)で東京タワーも見える。

横須賀線が川を渡る。「鉄橋」らしい、力強く鉄と鉄がぶつかり合う音が空に響き渡る。

17:33 再び丸子橋を渡る。

コンクリート橋を渡る新幹線は静かだ。滑るように通過する。

17:45 東急・多摩川駅。ここでゴールとする。今日歩いたのはおよそ20㎞。

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雑感0704

2014-07-04 16:34:57 | 雑感
先日無印良品でボタンダウンのポロシャツを買った。色違いで3枚いっぺんに。
着てみたが…前から思っていたが、やっぱり自分にはポロシャツは似合わない。
ポロシャツは「胸板が暑い人」「腕が太い人」でないと似合わないように思う。
そこまで「筋肉質」とは言わずとも、せめて「肥満体」なら似合う。
でも、僕のような「痩せ型」は似合わない。
痩せ型なら体にぴったりフィットするようなタイプのを買えばまだいいのだが、
無印良品のはサイズ小さめのを選んでも僕に「フィット」まではしない。
そうすると、胸元がだらしなく開くし(かと言ってボタンを一番上まで留めるのも見た目に気持ち悪い)、
細い腕が出る袖口に余裕が生まれて少しヒラヒラするような感じになるのもカッコ悪い。
体の痩せ具合が強調されてしまい「貧相」に見えるのだ。
会社に着て行く時、ポロシャツの裾をスラックスに「タックイン」するかどうかも迷う。
オフィスのコードとしては「イン」だろうが(クールビズカジュアルではよくある)、
「イン」したらしたで、今度はベルト回りの痩せ具合が強調されてしまう。
つまり、胸・腕に加えて、腰にまで貧相さが出てしまうのだ。
外に出せば、裾が思ったより長く尻にまで達し、だらしない印象。
要するに僕のジャストサイズより「大きい」のだ。
…ああ、シャツだからと遠慮せずに、試着してから買うんだったなあ。しかも3枚も。
とかくポロシャツは難しい。

     ◇

傘をなくした。
震災の年の2011年春頃、仕事の出先の浅草、駅ビルのユニクロで買った傘だ。
なぜ時期や場所を覚えているのか。
傘を持たずに地下鉄で浅草に着き、外に出ようとすると結構な降り方の雨で、
駅から出ずに傘は買えないかと駅ビルを歩き、見つけたユニクロでこれを買い、
「今すぐ差すので」とレジでタグを切り落としてもらい、
それを差して商店街を歩き始めたら大きな「余震」に襲われ、
車道を見たら雨に濡れたアスファルトにピキピキと亀裂が踊った。
…震災後まだ日も浅かったあの頃の「ピキピキアスファルト」の光景が印象的で、
この傘を買ったことはその記憶と一緒にあった。
失くしたのは地下鉄車内。雨は降っていなかったが用心に傘を持ち歩いていた。
車端部の、機器が収まっている箱のような高いでっぱりの上に寝かせて置き、すぐ横のシートに座り、
高いでっぱりだったので座っているうちに傘の存在を忘れ、そのまま置き忘れた。
降りてすぐに「あっ、傘」と気づけば悔しさも募ったものだろうが、
何日かした後で「あれ?そう言えばあの傘どこ行っちゃったろ?」と
ようやく気づいたような有り様だったので、あまりにも間が抜けていて、悔しさも込み上げなかった。
値段も1990円とかだった気がする。キツい痛手というほどではない。
それでも、僕が持っていた傘では一番新しかったので、欠落感があることに変わりない。
「傘なんていいんだよ、ビニール傘で」とも開き直れない。
うちには使い道のない5000円分の商品券がある。
母親にあげようとしたのだが、うちの母親もけなげなもので、
「5000円を超える買い物なんかしないから…」と固辞された。
これを使って、いっそ5000円オーバーの傘を買おうか。
1990円傘とどう違いが出るのかわからないけど。

     ◇

今日はこれから、初めての相手とデートだ。
そろそろ歯を磨き、靴を磨こう。

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