tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2017年4月)

2017-04-30 23:00:00 | 今日の出来事
<今月読んだ本> 11冊

3(月) ■五十嵐敬喜 小川明雄 『建築紛争―行政・司法の崩壊現場』

5(水) ■瀬木比呂志 『絶望の裁判所』

7(金) ■桐野夏生 『アンボス・ムンドス―ふたつの世界』

18(火) ■デービッド・アトキンソン 『新・所得倍増論』

19(水) ■ブライアン・エヴンソン 『遁走状態』

21(金) ■穂村弘 『にょにょっ記』

23(日) ■桐野夏生 『錆びる心』

25(火) ■井形慶子 『よみがえれ!老朽家屋』

     ■内田樹 平川克美 名越康文 『俺たちの居場所論』

26(水) ■井形慶子 『今すぐ会社をやめても困らないお金の管理術』

28(金) ■酒井順子 『泡沫日記』


<今月観た映画> 17本

1(土) ●ロバート・デ・ニーロ ミシェル・ファイファー 『マラヴィータ』

2(日) ●ジェフリー・ラッシュ アーミン・ミューラー=スタール 『シャイン』

3(月) ●バート・レイノルズ ジャッキー・チェン 『キャノンボール2』

7(金) ●渥美清 樋口可南子 『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』

     ●トム・ハンクス ジュリア・ロバーツ 『幸せの教室』

8(土) ●キャメロン・ディアス ジェニファー・ロペス 『恋愛だけじゃダメかしら?』

9(日) ●橋爪功 吉行和子 『東京家族』

10(月) ●ジョン・シナ アイダン・ギレン 『12ラウンド』

11(火) ●リンジー・ローハン ルーク・カービー 『リンジー・ローハンの妊娠宣言!? ハリウッド式OLウォーズ』

15(土) ●ブルース・ウィリス ジョン・マルコヴィッチ 『RED リターンズ』

16(日) ●ヴィゴ・モーテンセン エド・ハリス 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

     ●マシュー・マコノヒー ライアン・フィリップ 『リンカーン弁護士』

18(火) ●ジェイソン・ステイサム ジェームズ・フランコ 『バトルフロント』

22(土) ●フランコ・ファブリーツィ アルベルト・ソルディ 『青春群像』

23(日) ●チャニング・テイタム ジェイミー・フォックス 『ホワイトハウス・ダウン』

25(火) ●橋本愛 三浦貴大 『リトル・フォレスト 夏・秋』

28(金) ●堺雅人 鮎川誠 『ジャージの二人』


つぶやき0428

2017-04-28 14:48:41 | つぶやき


Suchmosからの類推で、ジャミロクワイに“今さら”目覚めてCDを買い(このベストアルバムの発売ですらもう10年以上前だ)、茶碗を洗う時に(それ以外で「ながら」で音楽を聴くシチュエーションもないので)好んで聴いていたのだが、それも2月か3月くらいの話。ふと“今さら”そのことに気づいてここに記す。

   ◇

だいぶ昔だが、知名度では中堅どころ(「顔は知ってるけど名前は思い出せない」というレベル)の初老の俳優と話をする機会があった。「ダメなオジサン」を演じることの多いその俳優は「ボート小屋のオヤジが気になるんだよね。ボート小屋のオヤジが…」としきりに言っていた。

   ◇

なんで「ボート小屋のオヤジ」なの?とその時は思っていたのだが、今はなんとなくわかる気がする。もちろん、客が殺到して大繁盛、という水辺(湖なのか池なのか川なのか)ではない。本当にこれでやっていけてるの?と思えてしまうような、うら淋しい水辺、そこに建つ粗末な小屋の主である。

   ◇

ま、ダメ人間の夢想ってことですな。…ただ、自分がそういう「ボート小屋のオヤジ」になったら、あれこれ修繕し始めたり、周りに花を植え始めたり、何か売り物をこさえ始めたり、かえってそれなりに活発に動き出しそうな気もする。本当は人当たりも良くないくせに、妙に人恋しげになるかも知れない。

   ◇

そうこうするうちに、今年も3分の1が過ぎようとしている。


「警察は慎重に捜査を進めています」

2017-04-27 12:35:12 | 物申す
テレビのニュース原稿の結びによく使われるフレーズで、
「警察は慎重に捜査を進めています」というのがある。
あれがいつも不思議で仕方がない。
バスの運転士が「慎重に」ハンドルを握るのが当たり前なように、
警察が「慎重に」捜査を進めるのは当たり前なことではないのか?
言わずもがななことではないのか?
その対に、「警察は今回は“大胆に”捜査を進めています」という表現がありうるのなら、
敢えて「慎重に」と付け足すのもまだわかるが、あいにく「大胆に」とは聞いたことがない。

しかも、捜査の何をもって判断して「慎重に」という修飾語が付けられるのだろう?
記者は捜査の現場を観察し、「ああ、これは実に慎重なやり方だ…」と実感できる何かを得たのか?
ならば、その「慎重さ」の判断の根拠となる事柄を描写することこそが、ニュースだと思うが。
根拠が示されないまま、記者の「所感」だけ聞かされても、意味がない。
そしてもしも、ろくに現場を見ずに「慎重に」という修飾語を漫然と付与しているのなら、
それは単に、警察のやり方を無批判に認め、迎合しているだけである。
報道する側の姿勢として、実に恥ずかしい話だと思うのだが。

「警察は丁寧に捜査を進めています」というリポートがテレビから聞こえてきたら、
「えっ?『丁寧に』ってわざわざ言うのはどういう意味?」と誰しもツッコむだろう。
しかし、それとほぼ同じ意味の「慎重に」は、表現としてあまりに陳腐化しているせいか、
みんなスルーしてしまっている。

今日も能のない記者は、「警察は慎重に捜査を進めています」という結び言葉を、
深く意識せずに用いてリポートするのだろう。
その表現を無自覚に用いているかどうかで、その記者の取材力・リポート力など、知れたものである。


つぶやき0427

2017-04-27 11:19:39 | つぶやき
酒屋で立ち飲みする意の「角打ち」は、「かどうち」と読むのかと思っていた。店のコーナー=「かど」でするものだから。「升酒を飲むこと」が語源だそうだから、升=角で「かく」なのか?と思ったが、さらに突っ込んで調べると「四角い升の角に口を付けて飲むこと」とある。ならやっぱり「かど」じゃないか…ともかく、正しい読みは「かくうち」である。

   ◇

この時季目につく、オレンジ色のポピー状の花。道路際のなんでもない植え込みはもとより、舗装の小さな隙間からも生えてきているから、とにかく繁殖力が旺盛そうで、きっと外来種に違いないと踏んでいたが、やはりそうだ。その名を「ナガミヒナゲシ」と言うらしい。

   ◇

ナガミヒナゲシは地中海沿岸原産で、日本では1961年に東京・世田谷区で最初に見つかったという(時期も場所も結構ピンポイントに特定されているものだな)。1個体が15万個以上の種をつけるというから相当だ。15万個…少し色褪せたトーンのあのオレンジ色も、妙に毒々しく見えてくる。

   ◇

我が家のメダカたちの食欲が、春が進むにつれ、目に見えて亢進している。エサを撒くと、水面で一心不乱に口をぱくぱく動かして呑み込む。耳を近づけると、ごくごく小さな泡が弾けるようなプチプチプチ…という音が聞こえてくる。なんとも愛らしい。


来週(土曜~金曜)の注目番組

2017-04-26 16:21:52 | 今日の出来事
<29(土)>
18:00 テレビ東京 「街道歩き旅 日光街道100キロ 日本橋~宇都宮」
 ★「土曜スペシャル」の好きな企画。これまでは1人で歩いていたが、2人1組になるようだ。

20:00 NHK-BS1 「女たちのパリダカ!激走サハラ砂漠の8日間」
 ★「パリダカ」は子どものころから好きだった。

<30(日)>
17:00 BSフジ 「大杉漣の漣ぽっ 三浦市三崎港」
 ★好きな散歩番組。

<1(月)>
23:00 BS朝日 「白の美術館 山本耀司」
 ★アーティストの制作過程を追う番組は好きだ。

<2(火)>
13:00 NHK-BSP 【映画】『のんちゃんのり弁』

21:00 BS-TBS 【映画】『トランスポーター イグニション』

<3(水)>
19:00 テレビ朝日 「銭金 復活!今どきのビンボーさんスペシャル!」
 ★昔大好きだった番組。この復活には期待。またレギュラー化すればいいのに。

23:59 日本テレビ 「ナカイの窓 趣味にハマりすぎ芸能人」
 ★芸能人の「趣味」に関心。

<4(木)>
22:00 テレビ東京 「カンブリア宮殿 小田急電鉄」
 ★なぜ今「小田急」?

24:58 TBS 「ゴロウ・デラックス 春風亭昇太」
 ★春風亭昇太のトークが聞きたい。

<5(金)>
19:00 NHK-BS1 「グレートレース 大氷原に立ち向かえ ~カナダ北極圏567km~」
 ★「グレートレース」シリーズは毎回見ている。今いちばん面白い。