tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2013年10月)

2013-10-31 23:00:00 | 今日の出来事
気に入ったものはリンクあり。


<今月読んだ本> 3冊 

15(火) ■島田雅彦 『ニッチを探して』

17(木) ■小玉歩 『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』

23(水) ■金子哲雄 『学校では教えてくれないお金の話』


<今月観た映画> 20本

5(土) ●ゾーイ・サルダナ ジェフリー・ディーン・モーガン 『ルーザーズ』
    
6(日) ●ピーター・フォーク 『刑事コロンボ 白鳥の歌』

     ●キャシー・ベイツ メアリー・スチュアート・マスターソン 『フライド・グリーン・トマト』

7(月) ●ジョシュ・ハートネット ブルース・ウィリス 『ラッキーナンバー7』

9(水) ●クリント・イーストウッド 『ダーティハリー5』

15(火) ●ピーター・フォーク 『刑事コロンボ 死者の身代金』

18(金) ●ピーター・フォーク 『刑事コロンボ 殺人処方箋』

19(土) ●渥美清 光本幸子 『男はつらいよ』

20(日) ●ピーター・フォーク 『刑事コロンボ ホリスター将軍のコレクション』

     ●ニコラス・ケイジ ローズ・バーン 『ノウイング』

     ●メグ・ライアン ケビン・クライン 『フレンチ・キス』

     ●渥美清 佐藤オリエ 『続・男はつらいよ』

     ●トビー・マグワイア ジェフ・ブリッジス 『シービスケット』

21(月) ●ダスティン・ホフマン エマ・トンプソン 『新しい人生のはじめかた』

25(金) ●レオナルド・ディカプリオ マット・デイモン 『ディパーテッド』

26(土) ●リーアム・ニーソン ダイアン・クルーガー 『アンノウン』

     ●マット・デイモン セシル・ドゥ・フラン 『ヒアアフター』

     ●渥美清 新珠三千代 『男はつらいよ フーテンの寅』

29(火) ●トム・べレンジャー ビリー・ゼイン 『山猫は眠らない』

31(木) ●ロバート・ダウニーJr. ザック・ガリフィアナキス 『デュー・デート~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』


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秩父札所徒歩巡礼(25~30番)

2013-10-14 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
①1番~10番 (2013.10.12)
②11番~24番 (2013.10.13)
<今回> ③25番~30番~白久駅 (2013.10.14)
④白久駅~31番~小鹿野 (2014.5.25)
⑤小鹿野~32番~34番 (2014.5.26)


8:10に宿を出る。車で昨日拾ってもらったポイント(「ミューズパーク入口」交差点)まで送ってもらう。
今日も好天。道標をたどりながら、25番札所を目指し、静かな道を歩く。

8:42 第25番・久昌寺。本堂の前には大きな弁天池が広がっている。

のどかな農村の生活道路を行く。

荒川を渡る。柳大橋。

9:37 第26番・円融寺。山を背後に擁する寺。本堂は工事中だった。この寺はここから山上へ徒歩40分の「奥の院」が本来の秩父観音霊場だそうだが、今日の今後の歩程の長さを鑑み割愛。

秩父鉄道・影森駅構内。広い。かつては石灰岩を運ぶ貨車がずらりと並んでいたのだろうか。

10:02 第27番・大渕寺。境内を月影堂(観音堂)へと石段が伸びる。

10:29 第28番・橋立堂。ここは武甲山の西麓にあたる。お堂は高さ65mの巨大な岩壁を背後にして建つ。鍾乳洞があり、観光客も多い。

前方に立ちはだかる浦山ダムのダムサイトを見ながら歩く。

11:10 第29番・長泉院。本堂までの参道に沿って庭園が広がる。

そば畑。知らなかったのだが、秩父はそばの名産地だそうだ。

29番から30番までは8km以上あり、ガイドブックによれば所要2時間20分。この3日間で一番長い。
12:14 武州日野駅を通過。駅を過ぎたところの国道沿いにある「ホルモン焼きと手打ちそば」を出す一風変わった店で、そばの昼食。麺はコシが強く歯ごたえがあった。

秩父鉄道に沿って歩く。武州日野―白久間。

白久駅から山を登っていき、道のどんづまりへ。
13:36 第30番・法雲寺。庭園が美しい。
ここから次の31番までは16km、ガイドブックによれば所要5時間30分。秩父札所最長の区間となる。今日はこの寺で打ち止めとする。

白久駅へ。

ちょうどSLがやってきた。この駅は通過する。力強い走りだ。

ホームのベンチでお菓子を食べながら待つ。
14:24 乗る電車がやってきた。

御花畑で西武線(西武秩父駅)に乗り換え。15:08発の飯能行き普通列車(クロスシートなのが素晴らしい)で、帰途につく。

※今回の徒歩巡礼で使用したガイドブックは『秩父三十四ヶ所 札所めぐりルートガイド』。各寺の説明が詳しく、地図も徒歩向きにわかりやすく作られている。

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秩父札所徒歩巡礼(11~24番)

2013-10-13 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
①1番~10番 (2013.10.12)
<今回> ②11番~24番 (2013.10.13)
③25番~30番~白久駅 (2013.10.14)
④白久駅~31番~小鹿野 (2014.5.25)
⑤小鹿野~32番~34番 (2014.5.26)


6:34 宿の部屋から見た武甲山。料金のわりに夕食の品数が盛りだくさんで満足な宿だった。
8:00ちょうどに歩き出し。今日も晴天だ。

8:17 第11番・常楽寺。山の中腹に建つ、秩父の中心部を見下ろす寺。東側を山で覆われているので、この時間帯は翳っている。

奥に見える台の形をした山は両神山。

常楽寺から下ると、今度は羊山公園に上がる。秩父の市街地を見下ろす。今日は、塔の見える吊り橋(秩父公園橋)の向こうの山並みまで、14の寺を歩く予定。

西武線はS字カーブを描きながらこの公園の下をトンネルでくぐる。秩父盆地へ下りるためのアプローチなんだろうか。

8:57 第12番・野坂寺。日光ヒバが門柱のように刈り込まれている。このスタイルの庭木は、この後の歩きでも民家などで見かけた。

可愛らしい表情のお地蔵様が。

門内には牛に乗った観音様が。十牛観音。

西武秩父駅前を過ぎ、秩父市中心部へ。今日はちょうど「ロケット祭り」こと「吉田の龍勢」の開催日で、人出が多い。
9:29 第13番・慈眼寺。お堂はこじんまりとしていて好ましい。納経所で「メグスリノキ」のお茶をいただく。「慈眼」の名の通りだ。

9:43 今宮神社。樹齢千年以上というケヤキの木が。

9:51 第14番・今宮坊。明治の「神仏分離」で先ほどの「今宮神社」と分離されたのだという。納経所はそばの民家に設けられている。

10:07 第15番・少林寺。

秩父鉄道の踏切がそばにある。

10:21 秩父神社。「知知夫国」の総鎮守で、武甲山を霊峰として遥拝する聖地がルーツとされ、その歴史は平安以前にまで遡るという。関東屈指の古社。

結婚式が行われるようで、参道には赤い絨毯が敷かれていた。

10:37 第16番・西光寺。これから法事が行われるようで、境内には喪服姿の人がちらほら。忙しそうな合間に納経所に住職が駆けつけ、朱印を入れてくれた(後から考えるとこの日は大安で、どんな法事だったのだろう。自分の思い違いだったのか)。

11:02 第17番・定林寺。何かの「ご当地アニメ」の舞台になっているらしく、それっぽい様子の人たちがいた。なぜか「アニメ好き」と「寺社好き」は親和性があるようだ。どっちも「聖地」って言うしなあ。

11:37 第18番・神門寺。秩父札所は団体で回るグループもある。そういう人たちと納経所で記帳がぶつかると、待ち時間ができてしまう。ここには旗をもった一団がぞろぞろと現れたので、納経は早めに済ませた。

11:56 第19番・龍石寺。お参りして納経所に出向くと、寺の方が、「昼休みを取ろうと思っていましたが、姿が見えたので待っていました」と。納経所は原則的に12:00~13:00は閉まることになっている。必ずしも杓子定規にそうなっているわけでもないようだが。

この寺は巨大な一枚岩の上に建っている。寺を出て下っていくと、その様子がよくわかった。古の人々はこの巨岩にパワーを感じたんだろうな。

随所に道しるべがある。現代の標識もあれば、昔ながらの石柱もある。秩父札所は室町時代末期にはすでにあったとされており、江戸時代になると観音信仰が庶民の心の支えとして流布し、隆盛を極めたという。

歩行者専用の橋で荒川を渡る。

下流方面、大野原の太平洋セメントの工場が見える。

12:20 第20番・岩之上堂。荒川の河岸段丘の上にある。「個人が所有し僧侶のいない堂」とガイドブックにある。

今日も暑い。軒先の日陰で休む。

ざくろの実がなっている。道々の庭や畑の緑を眺めながら歩くのは楽しい。

12:45 第21番・観音寺。このあたりは2車線の県道歩きが続く。陽射しの照りつけは夏のように容赦ない。

面白い形の花だ。トケイソウ。なるほどのネーミング。果実が食用(パッションフルーツ)となる種もあるというから、なお面白い。

13:26 第22番・童子堂。
手前のJAの売店で、どちらも地元産の饅頭ときゅうりの漬物を買っていたので、それで昼食とする。きゅうりは「塩で揉み込まれただけ」の物で、食べる前に水洗いしなきゃいけないのはわかっていたが、それでも、ほかの味はせず、ただただ「しょっぱい」だけ。ある意味「田舎の味」だなと思った。今日のように汗をかく日には、塩分補給にいいのかも知れないが。

山道を登り、
14:11 第23番・音楽寺。その名ゆえ、新曲のヒット祈願に足を運ぶ歌手も少なくないとか。

境内から秩父市街地を見下ろす。向こうの山すそから反時計回りに半円を描くようなコースでここまで来た。

裏山にある「十三仏」。札所を開いた13人の聖者たち。彼らがこの山の松風の音を菩薩の音楽として聞いたことが、寺名の由来だという。この辺一帯は「ミューズパーク」という公園になっているが、その名も「音楽」に因んでいるんだろう。

今日最後の寺。116段の階段が待ち構える。

15:15 第24番・法泉寺。

今日の歩きの締め括りも、武甲山がよく見えた。
「ミューズパーク入口」交差点まで歩き、宿の車に迎えに来てもらう。宿は「龍勢」の見物客で大入り満員なようで、夕食の予定時間が1時間ほどずれ込んだ。

※今回の徒歩巡礼で使用したガイドブックは『秩父三十四ヶ所 札所めぐりルートガイド』。各寺の説明が詳しく、地図も徒歩向きにわかりやすく作られている。

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秩父札所徒歩巡礼(1~10番)

2013-10-12 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
<今回> ①1番~10番 (2013.10.12)
②11番~24番 (2013.10.13)
③25番~30番~白久駅 (2013.10.14)
④白久駅~31番~小鹿野 (2014.5.25)
⑤小鹿野~32番~34番 (2014.5.26)


池袋から西武の特急レッドアローでやってきた。
10:04 西武秩父駅。晴天。多くの観光客がいる。今日から3日間、秩父三十四観音の札所を歩いて巡る。全行程はおよそ100kmに及ぶという。3日で30番まで歩く予定。バスで札所第1番を目指す。

発願の寺、第1番・四萬部寺。その名は、性空上人の弟子・幻通が4万部の仏典を読経し、経塚を築いたことに由来するという。境内の売店は、一番札所らしく、巡礼グッズが充実している。納経帳(1200円)を買う。朱印代は各寺300円。

10:45 門を出て、出発。里を抜け、山の勾配を上がっていく。1番からいきなり登り坂50分(ガイドブックのコースタイム)の歩きだ。

11:28 第2番・真福寺。山の中の寺。ここは無人で、納経所は山を下りたところにある。秩父札所はもともとは33寺だったが、16世紀初期にここが加わって34寺となったそうだ。西国33所、坂東34ヶ所と合わせて「日本百観音」。

実をたわわにつけた民家の柿の木。

ラッパのような黄色い花がいくつもぶら下がっている。エンゼルトランペット。とても綺麗だが、種や葉には猛毒が含まれているらしい。

11:55 第2番納経所・光明寺。

県道沿いの食堂でラーメンの昼食の後、
12:41 第3番・常泉寺へ。野良道の先、里山の麓を横に長く伸びる寺。

梁の龍の彫り物が見事な観音堂。

沢(横瀬川)を渡る。

13:02 第4番・金昌寺。

仁王門には大きなわらじがかけられている。徒歩巡礼にはいかにもご利益がありそう。境内にはおよそ1300という数多くの石仏が並んでいた。

第5番・語歌堂。柵や塀もなく開放的な立地。納経所は250mほど離れた別の寺(長興寺)にある。

武甲山に向かって南に歩く。10月とは思えないほど陽射しが厳しい。日陰のないアスファルト道を行く。

道端にコスモスが咲き乱れる。

ガマズミの赤い実に迎えられ…。

14:24 第6番・卜雲寺。

武甲山が正面に迫る寺。

14:43 第7番・法長寺。本堂は平賀源内の設計という。源内は鉱山開発の目的で秩父に滞在していたそうだ。
この寺を出た後、写真を1枚も撮っていなかったことに気づき、引き返した。朱印をもらい、ガイドブックを読み、写真を撮り、もちろん参拝もし…なかなか忙しい。

15:03 西武線をくぐり、第8番・西善寺。「ぼけ封じ」の寺とかで、「ぼけ封じ肌着」なる物が売られている。

境内には、樹齢560年、樹高9mという立派なコミネモミジが。

野辺に咲くピンクのユリの花。

西武線沿いに横瀬駅に向かって歩く。線路の向こうには三菱マテリアルの工場や社宅が。ビジネス客需要があるのだろうか、西武の特急レッドアローも横瀬駅に停車する。

セメント工場。

15:46 第9番・明智寺。本堂は六角形をしていて独特。そろそろ日が傾いてきた。

夕日に照らし出される武甲山を振り返りながら、田んぼの中の道を、今日最後の寺へ。

16:16 第10番・大慈寺。暑い一日だったが、夕暮れ時ともなるとやはり秋の気配が漂う。
17:00前に近くの宿に入る。

※今回の徒歩巡礼で使用したガイドブックは『秩父三十四ヶ所 札所めぐりルートガイド』。各寺の説明が詳しく、地図も徒歩向きにわかりやすく作られている。

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