tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2016年7月)

2016-07-31 23:00:00 | 今日の出来事
<今月読んだ本> 4冊

5(火) ■鴻上尚史 『クール・ジャパン!? 外国人が見たニッポン』

8(金) ■吉村萬壱 『ハリガネムシ』

13(水) ■田中慎弥  『炎と苗木 田中慎弥の掌劇場』

20(水) ■森山高至 『非常識な建築業界 「どや建築」という病』

<今月観た映画> 5本

1(金) ●ブラッドリー・クーパー エド・ヘルムズ 『ハングオーバー!!! 最後の反省会』

4(月) ●セス・ローゲン レイ・リオッタ  『オブザーブ・アンド・レポート』

8(金) ●西田敏行 三國連太郎 『釣りバカ日誌15』

10(日) ●トミー・リー・ジョーンズ ウェズリー・スナイプス 『追跡者』

15(金) ●西田敏行 三國連太郎 『釣りバカ日誌17』


メガネを3本寄付した

2016-07-07 17:15:15 | 今日の出来事
実家の自分の机の引き出しにしまわれたままになっていたメガネ3本を引き取ってきており、
それを今日、寄付してきた。

青山にある「福井県メガネ協会」の東京ショールームである「GLASS GALLERY 291」だ。
ここでは使われなくなったメガネを回収して途上国へ送る活動を行っている。
「メガネ 寄付」で検索して先頭にあった。

猛烈に暑い日だった。
事前にホームページで地図を見て店の場所は確認していた。
表参道駅の階段を上がって、ここかと思われる路地を進むが、見当たらない。
電柱の住所表示を見ると「北青山」とある。店は確か「南青山」だった。
いったい自分はどういう地図の見方をしていたのだろうか。
青山通りと表参道が描くX字を勝手に90°回していたようだ。
路地から表通りに出ると、歩くたびに靴裏がピチャ、ピチャと音を立てる。
なんだと思って見ると、ガムがこびりついていた。
ガムを路上に噛み捨てる人種というのは本当に信じがたい。
「それをあとで誰かが踏んだらどうなるのか」という想像力が働かないのか。
こういう人間はぜひとも地獄に落ちてほしい。今すぐ。
幸い、舗装が焼けるように熱いためか、地面に擦りつけたら溶けるように簡単に取れた。
(ただし、余計な糸を引いたらしく、あとでみたら靴の側面にそれが飛んでいた)

青山通りを反対側へ渡り、住所は「南青山」になったが、店がどこにあるかわからない。
しばらくうろうろする。この酷暑の炎天下、いったい自分は何をしているのか。
東西南北全方向へ歩いたのち、ようやく店を見つけた。
「通りすがり」の人は絶対に来なそうな、
知ってる人じゃなきゃ確実に来ないであろう私道の突き当たりにあった。
店内に客の姿はなく、受付に女性が1人いたので、
「古いメガネを持ってきたのですが…」と、カウンターの上にメガネケースからメガネを出した。3本。
(メガネケースは回収しないとホームページに書いてあった)
女性は1本1本のメガネのフレームを広げてレンズを透かして見てから
「それでは寄付に回させていただきます」と言った。
ホームページには「寄付の申請用紙」なるものがあって、
一応プリントアウトして書きこんでおいたのだが、それは求められなかった。
店内には1分もいなかった。

僕のメガネは今ので5代目だ。初代は小学5年か6年から。
それと2代目・3代目を今日寄付してきた。4代目はどうしたのか?
もしかしたら弦が取れたから捨てちゃったのかもしれない。

「もういらないから」と気軽に捨てかねないものが、誰かの役に立つのならとてもいいことだ。
全国のメガネ利用者は、ここのことをぜひ知ってほしい。