tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2014年6月)

2014-06-30 23:00:00 | 今日の出来事
気に入ったものはリンクあり。

<今月読んだ本> 0冊

<今月観た映画> 15本

1(日)  ●大泉洋 松田龍平 『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』

     ●渥美清 竹下景子 『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』

5(木)  ●上野樹里 本上まなみ 『幸福のスイッチ』

8(日)  ●渥美清 中原理恵 『男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎』

     ●ダスティン・ホフマン エマ・トンプソン 『新しい人生のはじめかた』

     ●ロベルト・ベニーニ ニコレッタ・ブラスキ 『ライフ・イズ・ビューティフル』

10(火) ●渥美清 大原麗子 『男はつらいよ 寅次郎真実一路』

14(土) ●ロビン・ウィリアムズ ロバート・ショーン・レナード 『いまを生きる』

18(水) ●渥美清 樋口可南子 『男はつらいよ 寅次郎恋愛塾』

     ●ホープ・デイヴィス アラン・ゲルファント 『ワンダーランド駅で』

21(土) ●渥美清 栗原小巻 『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』

22(日) ●ジェイソン・ステイサム サフロン・バロウズ 『バンク・ジョブ』

     ●ダイアン・レイン サンドラ・オー 『トスカーナの休日』

28(土) ●ジョージ・クルーニー ヴェラ・ファーミガ 『マイレージ、マイライフ』

29(日) ●サム・ハンティントン クリストファー・マークエット 『ファンボーイズ』

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エストニア、タリンにて

2014-06-28 14:13:32 | 今日の出来事
気がつくとこの数日間で100回以上リピート再生していた。
The Gift (Recado Bossa Nova) - Gourmet Duo Plus

YouTubeのキャプションによると、所は、エストニアの首都、タリン。
バルト海沿岸の街で、その歴史的な街並みは世界遺産にも登録されている。
この街にあるホテル「Viru」、そのレストラン「Merineitsi」で、2011年秋のある晩、これは演奏された。

彼らのインタビュー記事もあった。この演奏についてはこうある。

The performance took place in a relaxed jazz club atmosphere together with a three-course gourmet dinner - this is why a careful listener can hear sounds of tableware in the background to the music

そもそも「Gourmet Duo Plus」というバンドの名の由来からしてこうである。
動画でも、給仕の女性がカメラの前を行き交っている。

The name Gourmet Duo was inspired from delicious food in the gourmet restaurant - so our music must be as good as top gourmet food - fine, selected and very tasteful

魅力的な街並み。魅力的なホテルと食事とナイトライフ。
…異国に旅に出たくなった。

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「セクハラ野次」への切り返し

2014-06-23 22:09:46 | 今日の出来事
鈴木議員が発言認める=セクハラやじ問題で―都議会自民

東京都議会でみんなの党の塩村文夏議員(35)が「早く結婚した方がいい」などのセクハラに当たるやじを質問中に受けた問題で、都議会自民党の吉原修幹事長は23日記者会見し、鈴木章浩議員が自身の発言と認めたことを明らかにした。鈴木議員は会派離脱届を提出し受理された。やじは自民党の議席付近から聞こえたと指摘されており、都議会自民党は同日、議員総会を開き対応を協議した。(時事通信)


録画VTRが残っているくらいなんだから、早晩“犯人”は見つかるだろうと誰もが思っていた。
むしろ、“犯人”が今までどのような神経で身を潜めていたのかが不思議なくらいだ。
逃げ切れるとでも思っていたのか?

民間企業なら一発で「アウト」になる発言
(まして深夜の飲み会ではなく白昼の「公式な会議」での発言)が、
都議会では平然と行われているのだという事実は、
その余りの「時代錯誤」ぶりゆえに、人々を唖然とさせた。
都知事ですら野次に「ニヤニヤ」していたというのだから、何をかいわんや。

実は僕は、塩村議員の野次への「反応」にも少し不満がある。

映像を見ると、彼女は野次を耳にして、愛想笑いのような、追従笑いのような曖昧な笑みを浮かべている。
だが、そうではなく、バッサリと切り返して欲しかったと思うのだ。
彼女は確か、『恋のから騒ぎ』では、「へらず口」で鳴らしていたキャラクターではなかったか?
その毒気が、都議会の“オヤジ集団”に揉まれるうちに抜かれてしまったのだとしたら、なんとも残念だ。

「早く結婚した方がいい」については、たとえばこう切り返すとか。

「あなたの奥さんと違って、私は相手を選びますので」

とか。

今日の「対面謝罪パフォーマンス」についても、もう少し毒を盛っていい。

この鈴木という奴は、尖閣諸島に小舟で乗り込んだりして「マッチョ」を気取ってるくせに、
テレビカメラの前でしゃあしゃあと「発言は私ではありません」などと嘘を言ってのける、
男の風上にも置けないような性根の曲がった奴なのだから、それをもってして、

「まるで“女の腐ったような”根性をしていますね」

とぶった切ってやるとかね。

「そんなこと言えませんよ~」などと女性の腰が引けていると、
それは「男の無作法な野次を許す」のと表裏一体の結果でしかなくなってしまう。

…と、そんな風に思うんだけど、実は、その場で相手をやり込めなかったのは、戦術としては正しい。
おかげでここまで世の中を巻き込めたわけだし、犯人を“晒し者”にすることもできた。

でもまだ足りない。

鈴木の「会派離脱」など、「自民党に対してしか」責任を取っていないわけだし、
「早く結婚した方がいい」より、その後に続いた「子ども産めないのか」の方が、
発言としてはより悪質だ。
そいつらを炙り出してやらなくては。

追及の手を緩めるなよ。これで幕引きにさせるなよ。

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Desafinado

2014-06-20 17:33:25 | 今日の出来事
amazonで映画『ワンダーランド駅で』のDVDを買ってしまった。
DVDを買うのは初めてだ。

この映画は何度も観ているし、これからも観ると思った。
それに、映画としてだけではなく、ミュージッククリップとしても楽しめる。
この映画の音楽は、まるで「ボサノヴァの教科書」のような、勘所を押さえた心憎い選曲だからだ。

映画冒頭に流れ出す「Desafinado」からもう、ぐっと作品の世界に引き込まれる。

印象的な曲だ。美しい曲だ。

この曲については、僕はA.C.ジョビンほかのCDも持っているが、YouTubeで動画を検索してみる。
いろいろな人がカバーしている。
ボーカルあり、ギターあり、ピアノあり、サックスあり。
数々の有名アーティストが歌い、奏でているが、アマチュアのがいい。
「上手く歌い上げよう」という前のめりな感じがなくて自然なうえに、驚くほどクオリティーが高い。

その1
アパートの裏庭か中庭だろうか、屋外に丸テーブルとイスが出され、恰幅のいい中年男女が座っている。
2人は夫婦なのだろうか、佇まいに相通ずるものがある。
とりとめのないお喋り。やがて男は静かにギターを爪弾き始める。
「ほら…これだよ」と歌詞を二言三言呟く。「ああ、あれね…」と女は頷く。
(「イパネマの娘」との混同を確認しているようでもある)。
歌が始まる。女の声は驚くほど豊かな張りと伸びを見せる。聴かせる。
歌の合間に、黒猫が男の背後の塀にひらりと上がる。近所の犬の吠え声も混じる。
どこかの街の飾り気のない片隅。
そこの日常のワンシーンに、こんなに幸せな歌の時間がある。
なんて素敵なんだろう!

その2
「Desafinado」とは「(音が)調子はずれの」という意味だ。
それは、男女の間の「すれ違い」の暗喩でもある。歌詞はこう歌う。

私たちの歌は今、メロディーを少しはずれてしまっているけれど、
もう一度ふたりの思いがひとつになれば、きっと素敵なメロディーを取り戻せるし、
これからもずっと歌い続けられるわ…。


男女のデュオが、時折互いを見つめ合いながら、歌い、奏でる。
その姿が美しく見えないはずがない、そんな歌なのだ。

<追記>
ボサノヴァと言えばブラジル、ブラジルと言えば今こそはまさにサッカーワールドカップ
…のはずなんだろうが、そんな連想すら思い浮かばないほど、サッカーへの関心が薄い。

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鳴神山

2014-06-15 23:00:00 | 旅と散歩と山登り
実家から70㎞、2時間のドライブ。群馬県桐生市の吾妻公園駐車場。今日はここから吾妻山(481m)に登り、北へ伸びる尾根を歩き、鳴神山(980m)を目指す。
7:30 歩き出し。桐生市民には「早朝登山」の習慣が根付いているのか、この時間なのに駐車場には車が多く、登る人・下りてくる人で賑わっている。

8:15 時折現れる急坂を登り切り、吾妻山頂(481m)。桐生市街地を見渡す。この山は桐生市のシンボルだ。気軽に登れて街並みを眺められる「町の山」がある地方都市は好きだ。この町で青春時代を過ごしたら、同級生か恋人か、一緒に登りに来ていたと思う。

南西方向、山並みの上に富士山が顔を出す。手前には桐生ボートレース場の大きな「池」がある。

目指す北側の峰々を木々の間から見る。

6月半ばでもまだ「新緑」と呼べる若々しい緑の尾根道を行く。

今日の行程でほとんど唯一と言っていい開けた場所に出る(それ以外はすべて木々に囲まれていた)。袋をかけられた植林の苗木が無数に立っている。オブジェのようでもある。

10:35 三峰山頂(629m)。いくつかピークを越えているが、どこもさほど個性はなく、眺望もきかない。

11:53 鳴神山頂直下の鞍部。鳥居がある。

最後の急登、そして、今日一番の急登を行く。

11:58 鳴神山頂(980m)。真上から照りつける陽射しが強い。北側、皇海山を望む。

北側の奥に見える富士山状のわかりやすい山容の山は、男体山か。

西北西方向、裾野がなだらかな赤城山。これらの景色を見ながらおにぎりの昼食。
そばにいるおばさんの2人連れ、1人の声がやたらと大きい。会話をしたいのなら隣同士に座ればいいのに、なぜか山頂の端と端に離れて座る。声の大きいおばさんは、もう一人のおばさんのことを、ずいぶん水を飲むのね私は全然飲まないのに、あら、景色を見る前に座りこんじゃうの?靴まで脱いじゃって…と、いちいちからかう。嫌な感じがする。その後も、聞きたくもないそのおばさんの「錚々たる登山歴」がとめどなく耳に入ってくる。あるいは周囲(おばさんたち以外には僕とおじさん1人しかいないが)に聞かせたいのかも知れない。山の愛好家もいろいろだが、こういう人には「静かに山頂を楽しみたい」人の気持ちというのは、決してわからないのだろうな。

南側、恐竜の尻尾のように長く続く、吾妻山へ続く尾根。ここを再び戻っていく。
12:15 食事を終えて歩き出す。

尾根の道をひたすら歩く。昨日は家の中であれこれ思い悩んでいたが、やはり山はいい。歩くのはいい。心の中のわだかまりは何一つ解消されていないかも知れないが、なぜか爽快だ。歩いている最中は「思い」より「行動」が先にあるからだし、文字通り「道を選んで」「前に進んで」いるからだろう。

戻り道でも、「下山」の感覚はあまりない。上り階段が容赦なく現れる。しかも、これが最後の吾妻山への登りか?と思うもそうではなく、アップダウンがまだまだ続く。

15:41 吾妻山頂。ここからはもう、下るのみ。この時間でも登ってくる人が引きも切らない。市民にとっては本当に「スポーツジム感覚」の山なんだろう。

吾妻公園に下りる。花菖蒲。今日歩いたのは、案内板の表示距離の合算で20㎞。先日買った新しい登山靴を初めて下ろした。靴自体の履き心地は抜群だったが、右膝に痛みが来た。どうも歩きすぎるといつもここに痛みが出るようだ。

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