tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

今月読んだ本と観た映画(2012年12月)

2012-12-31 16:21:56 | 今日の出来事
<今月読んだ本>9冊

10(月) ■西原理恵子『生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント』

14(金) ■藻谷浩介『デフレの正体』
     ■岸本佐知子『なんらかの事情』

16(日) ■磯田和一『書斎曼荼羅1 本と闘う人々』

24(月) ■本谷有希子『嵐のピクニック』

27(木) ■岸本佐知子『ねにもつタイプ』

29(土) ■伊藤洋志『ナリワイをつくる 人生を盗まれない働き方』

31(月) ■戌井昭人『まずいスープ』
     ■村上春樹『サラダ好きのライオン』


<今月観た映画>16本

5(水) ●ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン 『007 カジノ・ロワイヤル』

8(土) ●ダニエル・クレイグ オルガ・キュリレンコ 『007 慰めの報酬』

10(月) ●トム・クルーズ ミシェル・モナハン 『M:i-3』

18(火) ●アレックス・ぺティファー ユアン・マクレガー 『アレックス・ライダー』

20(水) ●トム・クルーズ キャメロン・ディアス 『ナイト&デイ』

21(木) ●LL・クール・J ジョニー・リー・ミラー 『マインドハンター』

22(土) ●トム・クルーズ ジョン・ヴォイト 『ミッション・インポッシブル』

23(日) ●クレイグ・ビアーゴ グレッチェン・モル 『13F』
     ●アル・パチーノ クリス・オドネル 『セント・オブ・ウーマン 夢の香り』

24(月) ●ヒラリー・スワンク パトリック・デンプシー 『フリーダム・ライターズ』

25(火) ●ジェニファー・ロペス ビリー・キャンベル 『イナフ』

29(土) ●ウィル・スミス マーティン・ローレンス 『バッド・ボーイズ』

     ●イ・ドンゴン オム・ジョンファ 『今、愛している人と暮らしていますか?』 
      *ハン・チェヨンという女優がとても綺麗だ。

30(日) ●ウィル・スミス マーティン・ローレンス 『バッド・ボーイズ2バッド』
     ●マチュー・アマルリック エマニュエル・セニエ 『潜水服は蝶の夢を見る』

31(月) ●グィネス・パルトロウ クリスティナ・アップルゲイト 『ハッピー・フライト』

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年の瀬のささやかな(あるいは、つまらない)喜び

2012-12-30 10:50:40 | 今日の出来事
年の瀬も押し詰まったこの時期に、立て続けに

歯磨き粉を使い切り、
フェイスローションを使い切り、
風呂場の石鹸を使い切り、
冷蔵庫のドレッシングを使い切り、
洗濯洗剤を使い切った。

新年を迎えるにあたり、古いものに別れを告げ、新しいものに切り替える。
喜ばしいことです。

年末最後のゴミの日までに使い切れれば、なお良かったけどね。

※かねがね「押し迫る」と「押し詰まる」ってどっちなんだろう?と思っていたけど、
 さすがはNHK、ホームページにこんな記事があった。

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2012年にやり残したこと/2013年に成し遂げるべきこと

2012-12-29 14:45:05 | 雑感
2012年にやり残したこと。

これは言うまでもない、筆頭は「結婚」
結婚さえできれば、今抱えている屈託の95%は解消できるんじゃないだろうか。
ほかに取り立てて悩みはないもんなあ。
もちろん、「いい結婚」ができなければ意味がないけれど。

あとの「やり残したこと」は些細なことばかり。

もっとあちこちに旅行したかった。海外にも行きたかった。

2007年購入の鉄道模型ジオラマの分冊百科「昭和の鉄道模型をつくる」をいまだ完成させていない。
おいおい、6回も年を越しちゃうじゃないか。
建物はすべて完成させたものの、それを固定させたり、線路を敷いて砂利を撒いたり、木々を植え込んだり…
というところができていない。
建物をベースに仮置きしたまま、ダイニングテーブルの上に放置していた状態が続いていた。
見て見ぬふりをし続けてきたけど、
この前さすがになんとかしようと思い、積もりかけていた埃を綺麗に取り払った。
2013年こそは完成にこぎつけたい。
なにしろ展示用の特注ガラスケースまで買ってある(そしてこれも放置されている)んだからな…
こういう「未完成」状態のものが家の中にあり、常に目に触れる場所に置かれているというのは、
精神衛生上も、また恐らくは風水上も、良くないことだと思う。
これを完成させた暁には、人生に新たな地平が拓けるかも知れない。

仕事については特にないな。粛々とこなしてます。
むしろ、もっとアグレッシブに有給休暇を取りたかったと思う。

そして、2013年に成し遂げるべきこと。

結婚は言うまでもない。
いや、言いたいことは山ほどあるんだけど喉からつかえてしまうくらい、言うまでもない。

あとは、何か素養を身につけたいと思う。

公的な資格を取るとか。
2010年にユーキャンの通信教育で、ある国家資格を取得した。
「なんで俺、仕事にも全く関係ないこんな資格取ろうとしてるんだろ?」と時々思いながらも、
同時に「たまには(学生時代以来だ)勉強するのもいいよな」と思ったり、
合格したらしたでそれなりの充実感もあったのも覚えているので、
そういう体験をもう一度してみるのもいい。
ただし、「万一失業した時のための防衛策」といったような切実で現実的な資格ではなくて、
あくまで「素養」として興味を持って打ち込める資格がいい。
具体的には、ファイナンシャルプランナーとか、インテリアコーディネーターとかかな。

資格以外で漠然と考えているのは、「辞書を食べる」という企画。
国語辞典の「あ」から「ん」まで、毎日1ページずつ熟読し、
あらたな語彙を吸収して消化し、血肉にしようという企画。
普段使い慣れている言葉に新鮮な意味を見出せたり、間違って覚えていたことを修正できたり、
生まれて初めて見る言葉に出会ったり、日々発見がありそうだ。

もちろん、旅に出る山に登る映画を観る本を読むといった、
2012年に大事にしてきたことは、2013年も続ける。

来年は人生一大転機の年になるよ。いや、するよ。

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「容疑者は当時酒に酔っていたという」

2012-12-28 23:51:51 | 今日の出来事
昼ごろ乗った地下鉄。ロングシートの真ん中4人分くらいを占領して30代くらいの男が眠りこけていた。

…あー、酔っ払いか。

忘年会シーズンのこの時期は、電車での酔っ払いとの遭遇率が本当に高い。
車両の向こうの床は、汚物なのか、何かの飲み物でもこぼしたのか、床一面が黒く汚れている。

電車は徐々に立ち客も多数出るほど混んできたけど、
寝ている男の周りだけはぽっかり空いている。
このざわざわした状況でも眠り続けられるとは、もしかして死んでるのか?
…あっ、ちょっと目元が動いた。どうやら生きてるようだ。
まあ、別に死んでてもいいけどさ。

「見境のなくなる酔っ払い」は僕が大嫌いなものの一つで(「可愛らしい酔っ払い」は大好きだが)、
そういう奴ら相手ではどこまででも冷淡になれる。
ゴミ箱抱えてゲーゲーやり始めるような奴らが出てきた荒れた宴会では、
その場でカバンとコートをひっつかんで、静止を振り切って構わずにタクシーに乗って帰ったこともある。

正気を失うまで浴びるように飲みたきゃ、また、飲ませたきゃ、家の中でやれっての。
「羽目をはずすこと」自体が自己目的化した飲み会など、ちっとも楽しくない。

挙句の果てに、帰り道に痴漢をしたとか、物を壊したとか、暴行をはたらいたとか、新聞沙汰になる。
その記事はなぜか最後に、わざわざこう注釈をつけるんだよね。

「容疑者は当時酒に酔っていたという」

この注釈の意味って何なんだろう?
「だから酒の飲み方には充分気をつけなさいね」という戒めの意味合いもあるのかも知れないが、
それ以上に、「悪いのは酒。容疑者自体は悪くないので…」という言い訳に聞こえる。
「まあまあ。飲酒の上での行為であって、彼の人間性に根差すものではありませんから、
大目に見てやってくださいよ…」という、“寛容さの強要”。

僕はこんな注釈はやめるべきだと思う。

痴漢であれ器物損壊であれ暴行であれ、素面だろうが酒を飲んでいようが関係なく、
そいつの責任はそいつが全人格で引き受けるべき責任。
酒に責任を転嫁するなっての。酒に罪や恥をかぶせるなっての。

「容疑者は当時酒に酔っていたという」

酒飲みの愚行に「免罪符」を与えるかに見えるこの一文、記者はもう、無自覚に使うべきではない。

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今朝の新聞の酷い投書「どう考えたら 新幹線の三景」

2012-12-27 23:11:46 | 物申す
「どう考えたら 新幹線の三景」(静岡県 63歳男性)
暮れの新幹線。相当の混雑なので指定車両に移ってみた。ここも満席だったが、ふと見ると、座席に小さなバスケットが置いてあり中に小犬。隣に若い女性が座っていた。早速「ここ空いてますか」と尋ねてみた。すると、その女性は、「指定席券を買ってあります」と答えた。私は虚を突かれた思いがした。改めて車内を見渡すと、多くの立っている大人の中、母親の隣で3歳ぐらいの男の子が座っている座席もある。あれも指定切符を買ってあるのだろう。仕方なくいっぱいの自由席に戻ると、ここにも学童前と思われる子が親の隣に座っていた。懲りもせずにまた「ここ空いてますか」と尋ねると、母親は仕方なさそうに子どもをひざの上に乗せ、席を空けた。私はその座席で居心地の悪さを感じながら、この新幹線の中での三景をどう考えたらいいのか自問した。 (朝日新聞)


新聞の投書欄にはたまに酷い記事があるもので、失笑を禁じえないことがある。
僕は新聞記者の良識を基本的には信頼しているほうだが、
この類の投稿を採用するような「投書欄の編集職」というのは、何やら閑職的な地位で、
ちょっとズレた見識の持ち主が吹き溜まっている場なんだろうか?
などと思ってしまったりする。

この投書氏の言う「三景」。僕にはこう見える。

「小犬のために指定席を確保」
小犬を連れて新幹線で移動しなくてはならない事情があるのだろう。
だが、車内には犬を苦手とする人だってきっといる。
ならば、犬連れの自分の隣席に別の客が来て迷惑を及ぼしてしまう可能性を残すよりも、
きちんと犬のために座席を1つ確保する。
それは、飼い主としてのマナーを心得た行為ではないか。

「学童前の子のために指定席を確保」
犬の場合と同様だ。
無理に自分の膝の上に子どもを載せてぐずられたりしたら、隣席に人がいた場合に迷惑になる。
ならば、子どもにもきちんと座席を確保したほうがいい。
あるいはもっと単純に、自分たちの移動の快適性を重視しただけかも知れない。
だが、そこに責められる点は何もない。

「自由席で学童前の子に1席を与える」
「無料で乗っている子は席を有する権利がないはずだ」投書氏はそう言いたいのだろう。
それはルールから見れば正論かも知れない。だが、正論は何でも振りかざせばいいというものでもない。
「無料の子は座席を使うな」と押し通したいのなら、
一方で、「後から乗ってきた人間が、小さい子とはいえ人一人をどかそうとしてまで座る権利を主張するな」
という言い分も出てくる。
母親はしぶしぶであれ、ともかく席を空けたのだ。あなたの主張は通ったのだ。
その上さらに「居心地の良さ」を望むのか?
それはあなた自身の権利ばかり主張しているのではないのか?

しかし、この投書が僕を苛立たせるのは、投書氏のそうした「ズレ」ばかりではない。彼の筆致である。

「虚を突かれた思いがした」
「どう考えたらいいのか自問した」

つまり彼は、その出来事に対する「自分の考え」を何も表明してはいないのだ。しかし、

「仕方なく」
「懲りもせず」
「居心地の悪さ」

といった言葉の端々から、不満を表明することは忘れない。

要するに、「もってまわった」言い方で巧みに論点の核心から逃げながら、
自分の立場の正当性を「主張せずして主張」しようとしているわけだ。
いかにも老獪で、卑怯なやり口と思える。

そして、彼自身は「冷静に言葉を紡いだ」つもりでも、
この一件を投書欄へ投稿せずにはいられなかったという事実が、彼の不満の大きさを如実に物語っている。
その「抑え切れない激情」に(その重ねてきた年齢ゆえになおさら)、醜さを感じずにはいられない。

彼に言いたいのはこういうことだ。

・暮れの新幹線が混むのは当たり前。座席を確保したいのなら事前に準備すべき。
 準備がなしえなかったのなら、きっぱりと諦めるべき。
 「混む新幹線に不幸にも乗り合わせた」ことは、あなただけが「座席を譲られてもいいはず」と
 甘えてもよいという理由にはならない。

・たかだか63歳の壮健な(少なくとも空席を求めて車内を歩き回る体力はあるわけだ)男性が、
 席に座ることに固執して右往左往あがくな。
 せいぜい1時間2時間立つことがナンボの問題だというのだ?
 いや「ナンボ」の価値ある問題だ、と言いたいのなら、
 「ナンボ」かの金額を出して指定席でもグリーン席でも取りなさい。
 「ナンボ」かの時間をかけて、1本2本列車を見送るくらいのことはしなさい。
 人が歴然と座っている席に「空いてますか?」などと尋ねるカマトトを演じるのではなく、
 「ナンボ」かの丁寧な誠意を見せて、素直に「座らせていただけませんか?」と頭を下げなさい。 

・そうしてあがく惨めな自分を、カッコつけた文章で正当化しようとするんじゃないよ。

それともこの投書、こういった反論の「呼び水」として敢えて掲載されたんだろうか?
…いや、こんなこと、議論を深める価値もないよ。

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