tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

「本人限定受取郵便」お粗末記

2012-11-28 23:31:30 | 物申す
とあるネット銀行で口座を作った。

その銀行から「本人限定受取郵便」で「キャッシュカードを配達したい」旨、通知の封書が来た。
身分証明書の提示と引き換えに、本人に対面で渡すという郵便だ。
いきなりキャッシュカードが届くのではなく、まずはその通知に書かれた指示に従って、
郵便局にキャッシュカードを「いつ配達して」と依頼を出さなきゃいけない。
その依頼が「電話(フリーダイヤルじゃない)」か「FAX」でしかできないところが腹が立つ。
こっちが通話料を負担して配達をお願いしなきゃいけない仕組みだ。
フリーダイヤルにするか、返信用のハガキでも入れとけっての。
郵便局はいつまでたっても「サービス」のなんたるかがわかってない。
小泉純一郎は好きじゃないけど、郵便は完全民営化して市場の荒波に晒すべきだった。

…でも、話したいのはそのことじゃない。

FAXで配達日時を指定した。
指定の日時に家で待っていた。
郵便配達員がキャッシュカードを持ってきた。
でも、僕はキャッシュカードを受け取れなかったのだ。

なぜか。

その「本人限定受取郵便」の住所表記が、“厳密には”間違っていたからだ。こういう間違いだ。

<○○区○○町1-2-3 山田太郎様>

となるべきところが、

<○○区○○町1丁目1-2-3 山田太郎様>

となっていた。
要するに、「1丁目」の「1」を、勢い余って2回ダブらせて表記してしまっていたのだ。
で、厳密に言えばそんな住所は存在せず、存在しない住所には山田太郎もいないはず、
だからお渡しできません、という理屈だ。
じゃあそもそも同じ住所表記なのに事前の「通知」が届いたのもおかしいのだが、それは「誤りだった」と。

実にご立派な話だ。「本人限定受取郵便」の真骨頂発揮、とでも言うべきだろう。

でも、心底くだらないと思った。

雨の中やって来た配達員はそれを持ち帰っていき、
後日、銀行より「お受け取りいただけなかったため口座を解約させていただきました」と連絡が来た。
ああそうですか、と、再び淡々と口座開設の手続きをした。

銀行も郵便局も自分も、みんな無駄な手間を負った。「三方一両損」だな。
でも全然「名裁き」な感じがしない。美談でもない。

みんな自分の仕事を「ルールどおりに」しているだけなんだろう。
しかし、窮屈さ、息苦しさを禁じえないのはどうしてだろうね?

お粗末。

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コピー機の前で愛の告白

2012-11-28 23:17:54 | 今日の出来事
会社での話。

自分のデスクのそばにコピー機があって、男性社員が大量のコピーをとっていて、
そこに女性社員がやってきて、男性に向かって、

「…好きなんです!」

と言っているのが目に入った。えっ?と思ったら、何のことはない、

「…スキャンです!」

の空耳だった。
(複合機で、コピーとスキャンは同時にできるのだ)

その空耳のことを2人に話して、しばし笑った。

取るに足らないことだけど、笑うのって、なんかいいわ。

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