tokyo_mirage

東京在住・在勤、40代、男。
孤独に慣れ、馴れ、熟れながらも、まあまあ人生を楽しむの記。

宝くじに並ぶ人

2012-11-26 23:58:00 | 今日の出来事
年末ジャンボ宝くじが今日から発売されたらしい。

詳しいことは知らないけど、キムタクが花火をぶっ放してるCMで「6億円!」と言っているから、
一等・前後賞を合わせた賞金が「6億円」になったってことだろう。
「BIG」がすでに1口300円で6億円の当たりを出していることを思えば、
(まあ、実際は「出ず」にキャリーオーバーばっかりだけど)賞金金額を上げたのは遅すぎるくらい。

「西銀座デパートチャンスセンター」の「1番窓口」にも、この雨の中、大勢の人が並んだんだろうな。
宝くじ自体はバカにしないが
(それだって本当はバカにされるべきなんだ。当たる確率の“天文学的低さ”から言ったら)、
長時間じっと並んでる人には「蔑みの感情」が湧き起こらないでもない。
原理的にはよその空いてる売場でさっさと買おうとまったく関係ないわけだからね。
「そこを当たりくじの売場と崇拝しきった“信心”の強さと引き換えに、
また、長時間の行列に耐えたけなげな“頑張り”と引き換えに、
自分には当たりくじを得られる権利があるはず!」
と考えるその根性が、なんともいじましいというか、さもしいというか。

去年だったか一昨年だったか、会社の上司で、
そういう行為には絶対にシニカルな視線を送るに違いないだろうなと思っていた人が、
「俺、そこで並んで買ったよ」と言ったのには驚いた。
しかも「一人で」並び、「60枚も」買ったというのでなお驚いた。
寒い中喋る相手もいなくて何してたんですか?何分くらい待ったんですか?
30分くらいかな。本を読んでたからそんなに気にならなかったよ、と。
まあ、ちなみに買った60枚は全滅だった(もちろん10枚に1枚確実に出る末等を除き)らしいけど。

かくいう僕も、宝くじは多分買うわけだ。
でも60枚=18000円なんてとてもとても。連番で3枚しか買わないよ。
60枚でも3枚でも、見る夢の大きさは変わらないわけだしね。
どこで買うかといえば、「さりげなさ」重視で。
自宅の最寄り駅近くとか、会社の近くとか、容易に思い浮かぶような売場では買わない。
出先で、しかも、できるだけマイナーな地名の、マイナーなロケーションの売場で買うことになるだろう。
いやそもそも、買わなくたって別に構わないしね…と、
とにかく殊更に「さりげなさ」を装うのであった。
そういう態度も実はまた、いじましくもあり、さもしくもあるのかも知れないが…

でもとにかく、「思いつき」で動くつもり。

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