せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

サンシュユ、ウメ、ミツバツツジの冬芽

2012-01-25 | 日記
先週末から関東も雪になり昨日の朝はあちこちで道路が凍結していた。毎年今頃一度は雪が降る。夜になり車で寒い凍った道を通った時に一匹の野良猫が横切った。やせた猫でしかもビッコをひいている。こちらをちらりと見やるとすぐにどこかに消えてしまった。野良猫の寿命は5年と言われている。寒いこの冬に食べ物と寝る場所を確保できるのか心配だなあ。



先週のある日の夕方、丘の上の小道を通ると停車して遠くを眺めている人がいた。何かあるのかなと出てみると夕焼け空に遠く富士山が見える。こんなところで富士山が望めるとは思わなかった。



ナンテン メギ科

県立公園の朝はジョギングする人たちが多い。ゆっくり歩くには寒すぎる。遠くに赤い実をつけたナンテンを見つけて近寄ってみる。葉には霜が降りている。



ヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ) マツ科 

ナンテンのすぐ横には青々と茂ったヨーロッパトウヒ(ドイツトウヒ)が植えられている。


モミ、ツガ、トウヒは似ていて区別が難しい。モミ属では、葉が枝につくところが吸盤状になり、葉の先端は2裂して鋭くとがっている。それに対してトウヒ属では、葉枕が著しく発達し、葉枕の先は柄状に突き出しその先に細長い葉がついている。葉柄のように見える茶色の部分が葉枕。




広場のサンシュユ、ウメ、ミツバツツジがもうそろそろ咲く準備しているかと思って行ってみると、まだ少し早かった。花芽だけは出来上がっている。これらはどれも葉が開くよりも花が先に咲くからこの冬芽は花芽のはず。

サンシュユ ミズキ科


ウメ バラ科


ミツバツツジ ツツジ科


どれが一番早く咲くのだろう?

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自然にはかなわない (ノアザミ)
2012-02-07 23:00:56
いつも楽しく拝見しています。
寒い冬の朝、キリリとした空気の中で撮られたナンテンの写真はとても美しいですね。
自然の色彩や造形に息を呑むほどの感動を覚えます。
どんなに似せて書いた絵も造花も本物の前ではみすぼらしいだけです。
こんな美しい世界に目を向けないで素通りしてしまうなんてもったいないですよね。
道端に咲く小さな雑草の花がとても可愛いかったです。
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