せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ヤマガキとリュウキュウマメガキ

2010-11-20 | 日記
今は柿の季節。あちこちで柿がたわわに実っているのを見かける。東洋医学の師匠であるT教授はいつも柿は体を冷やすから控えるようにと言う。しかし世の主婦たちは柿が好きで、こちらの柿はできがいいとかいまいちだとか言いながら食べ続けている。甘くておいしいので食べ始めたら一つでは済まない。柿のせいで糖尿病が悪化することもある。食べ過ぎないことだなあ。


ヤマガキ

柿に似ているけれど少し果実が小さいので野生のカキノキのようだ。


山の中で見つけたこの柿は何故かとても小さくてピンポン玉くらいの大きさしかない。カキノキ科ヤマガキかなあ。ヤマガキは果樹の柿の原種と言われている。でも逆に栽培された柿からの逸出なのかもしれない。

リュウキュウマメガキ

ヤマガキから少し離れた農家の庭に植えてある木に小さな果実がたくさんなっていた。近づいてみるとその果実は直径わずか2㎝くらいしかない。しかし見た感じはどうみても小さな柿だ。残っている葉をみると葉柄が割と長くてカキノキの葉よりも細長い感じ。カキノキ科リュウキュウマメガキのようだ。小さな柿はかわいくてとても気に入った。食べるとどんな味がするのだろうか?


果実は直径2cmほどの球形で大きさ以外は柿に似る。シナノガキ(信濃柿)ともいわれる。