せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

オランダハッカとシソ

2010-09-12 | 日記
オランダハッカ

畑の近くの土手にはシソ科オランダハッカ?がいい香りを辺りに漂わせている。葉は皺が多い。

茎の先端に穂状の花序を出し、淡紅色の4深裂した花を輪生状に密生してつける。雄しべは4本で花筒より長く飛び出る。

シソ

同じく畑横に群生しているシソ。

シソの花もとてもさわやかで美しい。


帰り途では牛がこちらを見ていた。ここはまだ田舎だなあ。

ダンドボロギク、ミズヒキ、ヤブミョウガ

2010-09-12 | 日記
初めに述べられたことが最も言いたいことであることが多い。心に残る印象的な言葉がつづられているととてもいい。

聖徳太子十七条憲法: 一に曰はく、和を以て貴(たつと)しと為し、忤(さから)ふこと無きを宗と為す。
五箇条の御誓文: 広く会議を興し、万機公論に決すべし。
福沢諭吉 「福澤心訓」: 一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
札幌市民憲章: わたしたちは、時計台の鐘がなる札幌の市民です。
枕草子:春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
平家物語:祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり。
松尾芭蕉 おくのほそ道:月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
。。。



今日は日曜日でいい天気。午前中に地元の緑地帯の林と畑周辺を散策。

ダンドボロギク

林縁でキク科ダンドボロギクを見つけた。花は上向きに咲く。果実と冠毛も映っている。
 
頭花はすべて細い筒状花からなる。葉は長細く10cm以上で鋸歯がある。


ミズヒキ

日陰にはタデ科ミズヒキの小さな赤白の花がたくさん咲いていた。
 
花弁は十字形のがく片からなっていて上半分が赤で下半分が白。


ヤブミョウガ

更に進むとツユクサ科ヤブミョウガの群生があって花茎には花とともに果実が見られた。

果実の色は薄緑色→褐色→藍色へと変化している。

ヤブミョウガはショウガ科のミョウガと違ってツユクサ科だった。だから花の形がジンジャーとは全く異なる。

秋の野原の朝

2010-09-12 | 日記
9/11(土)朝6時から職場近くの野原に出かけた。天気は快晴、すがすがしい朝。朝露でズボンはびしょぬれ、腕や顔はやぶ蚊に何か所も刺されるものの、大したことではない。


ツルフジバカマ

何やらピンクの花があちこちに見えて近寄ると、つる性多年草のマメ科ツルフジバカマ。

クサフジと似ているが、クサフジの小葉は細く18-24枚であるのに対して、ツルフジバカマはやや丸みを帯びた小葉が10-16枚。
 
花穂も太めで短く、花色の赤みが強い。茎に粗く裂ける托葉がついている。


ヨモギ

葉は羽状に分裂して葉の裏が白いキク科ヨモギ。葉の匂いを嗅げばすぐにヨモギの匂いがする。茎や葉の裏には密に絹毛があるので白く見え、この毛を集めて「もぐさ」を作る。
 
花が咲き始めて少し紫褐色に見えるところがある。舌状花はないので目立たない。


エノキグサ

葉の形がエノキの葉に似ているトウダイグサ科エノキグサ。
 
褐色の穂状についているのは雄花で、その基部に卵形の苞葉があって雌花を包んでいる。


フジカンゾウ
 
クヌギの木の下の暗いところで見つけたマメ科フジカンゾウ。ヌスビトハギとも少し似ているけれども葉は3出複葉ではなく奇数羽状複葉なのですぐに区別がつく。

花は淡紅色の蝶形花。


シラヤマギク

フジカンゾウの近くに白い舌状花がまばらに見えるキク科シラヤマギクが群生していた。花は舌状花と中心部の筒状花からなるが、舌状花の数が少なく、間が透けて見える花が多い。
 
茎に付く葉には翼がある。

秋のはじまり

2010-09-12 | 日記
ようやく涼しくなってきた。夜もまだクーラーが必要だし車の中もクーラーなしでは熱地獄には違いない。しかし空の青にも風のほのかな冷たさにも季節の変わりを感じる。


ユズリハ

昨日(9/8)の外勤の移動中に立ち寄った児童公園にはユズリハの果実が青空背景に美しく浮かび上がっていた。


コナラ

コナラの果実(ドングリ)もこんなに大きくなってきている。


ネムノキ

ネムノキの花がいまどき満開に咲いていた。
 
つぼみからの開花を真近で見ることが出来た。果実も一部では出来ている。今年の暑さと乾燥のせいでネムノキの花のタイミングも狂ったようだ。


ハナミズキ

ハナミズキの果実も赤く染まってきている。