せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

ヒマラヤスギ

2010-03-03 | 日記
今週は月、火曜日とも会合で夜が遅くてやや疲れ気味。いつもの市営霊園は雨上がりで見上げるとヒマラヤスギの大木が大きな枝を広げていた。この樹木は下10mくらいまでは剪定されているので上部の枝がよく見える。枝は中心の軸からほぼ直角に、できるだけ遠くまで横に張り出して円錐形の樹冠を作っている。この樹から気をもらって元気をだそう。

根元にあった球果(松ぼっくり)と雄しべの残骸。スギと名がつくもののマツ科だ。

別のヒマラヤスギの遠景。20m以上はあるだろう。

シキミ

2010-03-03 | 日記
近くの林にはシキミが見つからないので、どこにいけば見れるかなと以前考えていたら、職場のすぐそばの市営霊園を散歩中に偶然何本か植栽されているのを発見した。それ以来季節ごとに観察している。常緑樹で葉のかたちもモチノキに似ているので花や果実がないと間違えそう。今朝はやっと雨が上がり、シキミの開花に出会えた。緑の葉の中に埋もれている花はあまり目立たないが、脇のほうの枝は垂れて枝先につく葉の中で咲く白い花は風情がある。シキミの花はわずかに生臭いにおいがするが、葉や樹木を燃やすと死臭も消すほど強い臭いをはなつため、古代から墓や仏に供える植物とされている。霊園に多いのがうなずける。

ちょうどシデコブシのように細い花弁と萼片、併せて10枚以上ありそう。

これは2009/10/21撮影した果実。シキミには、葉、花、茎なかでもとりわけ種子に神経毒が含まれているそうだ。食べたら大変。