せっかち散歩

ゆっくり急げ、時間がないから

シキミ

2010-03-03 | 日記
近くの林にはシキミが見つからないので、どこにいけば見れるかなと以前考えていたら、職場のすぐそばの市営霊園を散歩中に偶然何本か植栽されているのを発見した。それ以来季節ごとに観察している。常緑樹で葉のかたちもモチノキに似ているので花や果実がないと間違えそう。今朝はやっと雨が上がり、シキミの開花に出会えた。緑の葉の中に埋もれている花はあまり目立たないが、脇のほうの枝は垂れて枝先につく葉の中で咲く白い花は風情がある。シキミの花はわずかに生臭いにおいがするが、葉や樹木を燃やすと死臭も消すほど強い臭いをはなつため、古代から墓や仏に供える植物とされている。霊園に多いのがうなずける。

ちょうどシデコブシのように細い花弁と萼片、併せて10枚以上ありそう。

これは2009/10/21撮影した果実。シキミには、葉、花、茎なかでもとりわけ種子に神経毒が含まれているそうだ。食べたら大変。

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