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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
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配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。
NO792
今日、渋谷に出た。
渋谷のアップリンクで菅直人元総理と松ちゃんの対談があり、事後報告になって申し訳ありませんが行って来ました。

対談前にも楽屋?で話し込んだ二人。
会場は満杯になり僕も記者扱いで用意して頂いた席をお譲りさせて頂きましたが、それでも入場できなかったお客様もいて、本当に複雑な心境でした。
「今日だけでないんでしょ?」
「はい、あと2週間くらいこちらで上映させて頂きます」と案内させてもらい「それじゃぁ明日、もう一回来てみるね」とありがたいお言葉を頂きました。
本日入場できなかったお客様、足を運んで下さって本当にありがとうございました。

松ちゃんの親友、共同通信の原田カメラマンも駆けつけてくれた。
原田さんは、今日も僕にお昼ご飯をごちそうしてくれた。
僕は松ちゃんが菅さんに聞きたいことがたくさんあるって言っていた事が何なのか?それが聞きたかった。
中村真夕監督が二人のナオトを紹介し「お二人のナオトさんが揃う事はもうないと思いますので、みなさんゆっくりお話を聞いて行って下さい」との挨拶で対談が始まった。

対談が始まると僕の中に震災直後の沸々とした憤りの感覚が甦った。
意識的に忘れたくて本当に忘れようとしていた僕に、あの特別な感情が沸き起こったんだ。
嘘ばかり並べて事故の実態を過少に発表する東電に対してや、事故を起した原発そのもの、収拾のつかない対応ばかりだった当時の民主党政権などなどに対する怒りだった。

松ちゃんは元総理に「家畜の全頭殺処分は党が決定したのか、農水省が決定したのか」と切り出した。
これに対して菅直人元総理は丁寧に「党ではなく農水省」と答えた。
松ちゃんは続けて「犬や猫などのペットに対して何の対策も持っていなかったのか」と問い質した。
菅直人元総理は素直に「住民を避難させる事だけで精一杯で、そのような対策はなかった」というような事を語った。
会場での対談は35分くらいだったが、それぞれ全く別の世界の二人が置かれた究極の状況を知り、原発被災者の僕には聞き応えがあった。
その当時の総理大臣にも政府にも東電はホントの事を伝えなかった状況を知り、こんな会社が原発を稼働するなんてあってはならないことだと強く感じた。
会場での対談が終わったあとも、二人のナオトは会食をはさんで延々と話をしていた。
上映前にも1時間くらい話し、上映後も2時間くらい話をしていただろう。
僕が帰る際に松ちゃんは「菅さんも大変だったべ」と短く一言。
当時首相だった菅さんを思いやった彼の横顔が印象的だった。

上映終了後の写真です。
「松村さん、これからも頑張って下さい」の声が多かったです。
松ちゃんは菅さんとの食事を終え、僕らのテーブルにやって来た。
長々と話し牛の事になると「3日分くらい餌を与えて来たんだけど、2日で食っちまうんだ」
「腹パンパンになるけど、わらは腹が直ぐに元に戻るから何も心配ねぇよ」と。
牛飼いらしくなって来た。(笑)
明日からまた富岡で餌やりの松ちゃんです。
松ちゃん、本当にお疲れ様でした。
今日は二人のナオト対談のご報告でした。
それではみなさん、またお会いしましょう。
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今日、渋谷に出た。
渋谷のアップリンクで菅直人元総理と松ちゃんの対談があり、事後報告になって申し訳ありませんが行って来ました。

対談前にも楽屋?で話し込んだ二人。
会場は満杯になり僕も記者扱いで用意して頂いた席をお譲りさせて頂きましたが、それでも入場できなかったお客様もいて、本当に複雑な心境でした。
「今日だけでないんでしょ?」
「はい、あと2週間くらいこちらで上映させて頂きます」と案内させてもらい「それじゃぁ明日、もう一回来てみるね」とありがたいお言葉を頂きました。
本日入場できなかったお客様、足を運んで下さって本当にありがとうございました。

松ちゃんの親友、共同通信の原田カメラマンも駆けつけてくれた。
原田さんは、今日も僕にお昼ご飯をごちそうしてくれた。
僕は松ちゃんが菅さんに聞きたいことがたくさんあるって言っていた事が何なのか?それが聞きたかった。
中村真夕監督が二人のナオトを紹介し「お二人のナオトさんが揃う事はもうないと思いますので、みなさんゆっくりお話を聞いて行って下さい」との挨拶で対談が始まった。

対談が始まると僕の中に震災直後の沸々とした憤りの感覚が甦った。
意識的に忘れたくて本当に忘れようとしていた僕に、あの特別な感情が沸き起こったんだ。
嘘ばかり並べて事故の実態を過少に発表する東電に対してや、事故を起した原発そのもの、収拾のつかない対応ばかりだった当時の民主党政権などなどに対する怒りだった。

松ちゃんは元総理に「家畜の全頭殺処分は党が決定したのか、農水省が決定したのか」と切り出した。
これに対して菅直人元総理は丁寧に「党ではなく農水省」と答えた。
松ちゃんは続けて「犬や猫などのペットに対して何の対策も持っていなかったのか」と問い質した。
菅直人元総理は素直に「住民を避難させる事だけで精一杯で、そのような対策はなかった」というような事を語った。
会場での対談は35分くらいだったが、それぞれ全く別の世界の二人が置かれた究極の状況を知り、原発被災者の僕には聞き応えがあった。
その当時の総理大臣にも政府にも東電はホントの事を伝えなかった状況を知り、こんな会社が原発を稼働するなんてあってはならないことだと強く感じた。
会場での対談が終わったあとも、二人のナオトは会食をはさんで延々と話をしていた。
上映前にも1時間くらい話し、上映後も2時間くらい話をしていただろう。
僕が帰る際に松ちゃんは「菅さんも大変だったべ」と短く一言。
当時首相だった菅さんを思いやった彼の横顔が印象的だった。

上映終了後の写真です。
「松村さん、これからも頑張って下さい」の声が多かったです。
松ちゃんは菅さんとの食事を終え、僕らのテーブルにやって来た。
長々と話し牛の事になると「3日分くらい餌を与えて来たんだけど、2日で食っちまうんだ」
「腹パンパンになるけど、わらは腹が直ぐに元に戻るから何も心配ねぇよ」と。
牛飼いらしくなって来た。(笑)
明日からまた富岡で餌やりの松ちゃんです。
松ちゃん、本当にお疲れ様でした。
今日は二人のナオト対談のご報告でした。
それではみなさん、またお会いしましょう。