ときぶーの時間

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噂と事実 Part 1

2011-11-29 06:35:25 | 日記
NO-13                                             一昨日は、正直疲れました。一日ブログを休ませて頂いて、少しリフレッシュ出来たか?と言うと、全然出来なくて、誤字の所を見つけて、がっくり来ました。一説じゃなくて一編と打てばよかったのに・・・恥ずかしい限りで本当にすいません。                                                                                 

それに、第一原発の吉田所長が、病気のため退任するニュースを知って「うそー!」と。事故後の原発の中で働く人達の司令塔として、人望もありとても残念だ。ショック。 
                                                  
気になる病気の話しだが、大きな病気でなければいいなぁと思う。今は、療養し早く病気を治して、第一線の世界に戻ってきて欲しい。

                                                 
吉田所長様へ、この事故であなたは、自分の命を顧みず先頭に立ち、多くの作業員に勇気と希望を、国民には安心感を与えてくれました。 
                                                         
福島県民の一人として、言います。「お疲れ様でした。今は、ゆっくりお休みいただき病気を治し、早く良くなって下さい。本当にありがとうございました。                                                                                        
福島県民には、大きなニュースだったから、びっくりしたけど気を取り直して書きます。今日は、避難所にいた時から広がっていった噂話の事を書こうかなあと思う。
                                                                         
あの頃は、何につけても噂なるものが横行し、色々な噂が飛び交い話題が豊富にあった。


話しの中にはには尾ひれまでついて、顔見知りの人の事だと、目くそ鼻くそまでついたような噂話しもあって、聞いてる僕も世間のおばちゃま状態であったのだが、その人がみんなの不便な避難所での生活の恨み辛みの吐け口にはなったのだと思うと、あまりいいものではなかった。


 
          
                                                  
本当かどうかわからないが、電力会社から一日一人100万円で、仕事を受注した大手ゼネコンが大阪の方から、日雇いの作業員を確保し、日給20万円支払って一日限りで被曝する仕事をさせているとか、どこかの町長は電力会社から賄賂を貰ってどうのこうのとか、津波の去った浜辺には何億円か入った誰それの金庫が見つかったとか、3月にオープン予定の一流電気量販店の店舗の何億円にものぼる在庫の品を、中国人の窃盗団が盗んでいったとか、銀行やセブンなどのコンビニのATMの機械を、集中的に盗んだのはやくざ屋さんの手下だとか、まあ本当にたくさんあって、そういう意味では飽きなかったし、反面おもしろかった。

                                                                   
噂は留まることを知らずに、その数も増えて大きくなっていったが、彼は別世界の廃墟の町で生きていたから、そんな話とは無縁であった。富岡町も津波の被害があって、震災後に海岸の浜辺にはたくさんの金庫が流されていたと言う。   
                                                  

                        
家や車は原型を留めていない状態であったが、金庫はさすがにそのままで発見されたようだ。僕の友人の一人で、郡山に避難している友人が「俺の親戚に、クレーン車で金庫を取りに行くのを手伝って、その金庫が見つかったお礼に、一億貰ったような事を言った」とか言わなかったとかで、僕はあながち嘘ではないのだろうと思いながらも、これも尾きれがついた噂の話しだからどこまで信用していいものだろうか?と。


                                                                 
僕はその金庫の話しをしながら彼に、海を見に行った時にどうだった?と聞いたら、「うん、そう言えば金庫はたくさん見たな」と。お金が入った金庫が、浜辺に散乱している状況で、富岡町にたった一人で残った男であり、いつでも手に出来た目の前にいる彼が気になって、僕は金庫を拾わなかったのか?と、すかさず彼に聞いたら、すぐに答えが返って来た。                                                                                             次回に続く。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
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