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No543
国が放射能汚染物の中間貯蔵施設建設のため原発被災地の土地を買収して国有化するニュースを聞いたが、地元大熊町の友人は「中間でなくて、最終処分場になっちまうんでねぇか？」と言った。

「30年保管するって30年後の想像できるか？」って言われて、僕は「出来ない・・・」と答えたが、「なっ、そうだろう。多分、そのまま最終処分場になっちまうんだ。国なんか信用できねぇべ。」と言う言葉に返す言葉がなかった。


中間貯蔵施設関連ニュースから。
随分立派な施設みたいだ。
全部で東京ドーム約３００個の敷地面積になると書かれていたから、こんな施設がいくつも作られるんだろうか？

大熊町の建設予定地は何処に作られるのか知らないが中間貯蔵施設が出来たら、多くの住民が先祖代々受け継いできた土地に住むことが出来なくなるだろう。

かと言って中間貯蔵施設を作らなければ何も進まない。
いつまでも反対は出来ないのだ。
福島の放射能汚染物など引き受けてくれる県など、どこにも無いのだから。


同じく中間貯蔵施設関連ニュースから。

僕の町にもこんな中間貯蔵施設が建設されるのか？と思ったら、やはり胸の内には複雑なものがあった。
正直嫌だと思った。
建設に反対する地元の人の気持ちが分かった。

放射能に汚染された土や草などの保管で、使用済み核燃料棒の保管をするわけではない。
これよりはるかに危険な使用済み核燃料棒の保管が出来る最終処分場は日本に無い。
使用済み核燃料の最終処分場を持たない日本は、再稼働や建設をやめろ！

僕は小泉元首相の言った「日本には核の最終処分場が無いのだから即原発廃止！」に期待する。