お上の言う事を信じたらあかん。

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NO839
皮肉なものです。
原発に反対する松ちゃんがイタリアから日本に帰って来た今日、九州・川内原発が再稼働の日を迎えた。

日本全国この酷暑による停電は起きていない。
経団連や電力会社の「原発が動かなければ日本の経済がだめになる」と言ったあの嘘を国民が知っている。
日本はこの2年、原発なしでも充分にやって来れた。


ふるさと富岡町の大型処分場の周りに集められた放射能汚染物袋。
今の自民党は、日本各地の運転を停止している原発を抱えた市町村に対し、原発が稼働していなければその交付金を減額するなど政治的圧力を掛け、原発再稼働をさせようとしている。

川内も結局、金か・・・？

イタリアに招待された井上さんが一年前に、原発立地を断念させた町として徳島県と和歌山県の二つの町を紹介してくれたことがある。


3.11のあの時のまま残されている富岡駅前駐車場入り口の姿。

その二つの町の住民の声の中に「お上の言う事を信じたらあかん」があり、全くその通りだと納得した僕だった。
今の出鱈目な政治・今の自民党の政治でいいはずがない。

事故を起こすことは絶対にないから安心・安全と一点張りの説明しかせず、説明会でのやらせは常套手段だった東電は、やっぱりろくでもない。


無くなった富岡駅のホームから見える処理場と黒い汚染物のピラミッド。

普通なら会社は倒産するほどの大事故なのに、国に守られ倒産しない東電。
これもおかしなことの一つ。
国は何故東電を庇う？


一昨日の町の住宅写真。
もうすぐ5年になるが今も帰れない町です。
地表を剥ぎ取られ、山砂をまかれた除染現場。
今の時期、青々とした草が地面を覆っているのに、違和感100％の姿です。

これからどんどんと再稼働を迎える原発立地町村が出て来るだろう。
「最後は国民の総意しかない」と仰った福島県元知事佐藤栄佐久さんの言葉が重くのしかかる。

福島事故の検証もせず、闇から闇に葬り誰一人責任を取らない。
こんな曖昧な事をしていれば、いつかまた事故が起きる。
未来のこどもたちのために、これからも僕は再稼働に反対していきます。

みなさん、明日からお盆休みで帰省します。
ブログを少しお休みしますので宜しくお願いします。
お盆明けにまたお会いしましょう。