ときぶーの時間

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その強さで。

2015-08-04 06:20:06 | 日記
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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

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NO834
みなさん、本当に暑いですね。
毎日35度がこれだけ続くとグロッキーです。

一昨日、いわきの友人から雹が降ったとメールをもらった。
栃木県日光市の雹の映像をTVで見て「痛い、痛い」の声が入っていて、雹も怖いと思った。
友人曰く「本当に異常気象です」


友人ちのそら君の開き。
行儀がいい開きで前足がめちゃ可愛い。
みんなもこの暑さでグデ~ッとしてる?

エアコンの切タイマーが作動し、朝方「うっ、暑い」で起きると、部屋の温度は30度を超えている。
まじか・・・・。

そんな訳で、うちのかみさんが「松ちゃんの家はエアコンあるの」と聞いてきた。
僕が「ついてないよ」と答えたら「え~っ!嘘~!???」の反応。

そんなことをかみさんに言われたと伝えると、松ちゃんが「俺んとこ、扇風機だけで結構涼しいんだ」と言って、扇風機のスイッチを入れただけで不思議と充分涼しくなった。
「つけっぱなしで寝ると朝方寒くて起きる」とも。


餌やりをしていた松ちゃんが「おう、行ったぞ」と僕に声を掛けた。
牛たちが一斉に川へ向かって行った。

体を冷やしに行った牛たちだった。


上の牧場ではまだごはんを食べている牛が数頭いたけど、徐々に降りて来て増えて行った。

「足を入れてるだけで、かなり体温が下がるんだ」と松ちゃん。
松ちゃんもゴムの長靴がたまらないほど熱くなるらしく、川に入って長靴を冷やしながら作業すると言ってた。(笑)


日陰で腰を下ろして休む松ちゃん。

松ちゃんは「ここの牛を今、帰還困難区域の牧場に移したら、全部死んじゃうかもな」と言った。
僕は川の無い帰還困難区域で暮らす牛たちが、どれだけ強いのかを知った。

体の中に暑さを凌ぐ術を持つとは、こういう事だったのだ。
松ちゃんが言うように、ここの牛は暑ければ直ぐに川に入り、体を冷やすことが出来る。
帰還困難区域の牛たちは、それが出来ない。


最終的に全頭川に入った。
前の牛の2頭に斑点のようなものが映ってしまいましたが、斑点ではありません。
あちこちぶつけたり地面についたりで、カメラのレンズに砂埃が付いていたのでご心配なく。

だからかも知れないが、帰還困難区域の牛たちには特別な感情がある。
夏の炎天下、日陰も体を冷やす川もない。
真冬の雪が降る中もじっと耐えている。

松ちゃんが言うように、どんだけ強いのだろうかと思う。
厳しい環境で生きることによって、より強い体に変身した牛たち。
君たちはえりすぐりの牛たち。

原発事故の生き証人のタイトルが似合う帰還困難区域の牛たちへ。
これからもその強さで生き抜いてと思う僕だった。












コメント
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