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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
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配送先は
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
なお、ヤマト運輸広野センターの電話番号は公開されておりませんので、ご支援下さる皆様のご連絡先を明記してくださいますようお願いします。
NO807
今年から松ちゃんは、除染後の双葉郡で養蜂を始めた。
本来なら富岡町に蜂箱を置き、はちみつを採取して放射能汚染度を調べる計画だったのだが、富岡町は除染の真っ最中だから、他の町に置き活動を始めた。
しかし、大きな問題が起きていた。
今回の養蜂での調査は問題ありきで、只今、松ちゃんは悪戦苦闘中!です。
まず、女王蜂の生育が悪いのか?卵を産んでいなかった事と、今の時期、子供(幼虫)に食べさせる花粉の量が半端なく少なかった事。

こんな困った顔を見せるのはまれです。
花粉取り器の花粉の量の少なさに深刻な顔した時の松ちゃん。
「交尾してねぇのかな?全然卵がねぇ、それに花粉が足んねぇ」と。
続けて「今の時期、以前なら(原発事故前)キュウリやかぼちゃの花でいっぱいだったのに、今じゃ畑もねぇから花粉も少ねぇんだなぁ」と。

継ぎ箱のふたを開けネットも被らず作業を始めた松ちゃん。
この継ぎ箱は巣を作らせたり、ハチミツを貯めさせるのに使います。
僕も見せてもらったが山に咲く花の花粉は集めて来ていたけど、全然少なくて松ちゃんが困っているのが良く分かった。
実は花粉もはちみつ同様、汚染度を調べるつもりだったからだ。
しかし今年の花粉の調査は諦めざるを得なくなった。

検査のため全て、真新しい道具を買い揃えた松ちゃんです。
燻煙器準備中の写真。
花粉は自分たちが生きるためだけの花粉の量で、子供のために集めて来た花粉の量ではなかった。
松ちゃんの独り言「これは危機的状況だな」と。
蜂は越冬する時や子供がたくさん生まれる今の時期に花粉がたくさん必要です。
その花粉の量が少ないという事は大問題なんです。
花粉は蜂たちにとって、とても重要な栄養源なんです。
秋にもミツバチたちは越冬の準備を始める。
今のこの時期でこの量では、秋になればもっと花粉の減少が考えられるため、新しい女王蜂に代えるか?花粉を買って来て与えるかなど、この日、久々にというか真面に二人で養蜂談義をした。

僕に見せるために「下の箱は蜂が興奮して刺すかも知んねぇから、落ちつかせたら呼ぶからちょっと待ってて」と言い向かったと思ったら、直ぐに「お~ぅ、いいぞ~」と返って来た時の写真。
この時はネットを被りました。
蜂の状態があまり良くないので、こういう時の蜂は攻撃的なんです。
僕のために被ってくれたのですが。
野鳥の生態調査でも最初は全く鳥が巣箱に入らず真っ青になった松ちゃんだが、今回も彼の行く道は険しい。
今回は試験的調査の位置付けだけど、やる時は徹底してやる。
松ちゃんは有言実行男なので、この先、どのような処置をするだろうか?正直楽しみにしてます。

僕も養蜂をしてましたが、松ちゃんの養蜂はとても丁寧な扱いで、これなら蜂も怒らないと納得。
同じ仲間として松ちゃんの作業の仕方を見れて良かったと思います。
松ちゃんは、ミツバチが集めて来るハチミツで町の汚染が分かると調査を始めた。
そのハチミツだけは調べることが出来る量の蜜があったので、今度試験場に持って調べて来ると言っていた。
僕はこれも楽しみにしている。
郷土愛の塊の松ちゃんと話すのは、本当に楽しい。
この日はあっという間に時間が過ぎた一日でした。
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NO807
今年から松ちゃんは、除染後の双葉郡で養蜂を始めた。
本来なら富岡町に蜂箱を置き、はちみつを採取して放射能汚染度を調べる計画だったのだが、富岡町は除染の真っ最中だから、他の町に置き活動を始めた。
しかし、大きな問題が起きていた。
今回の養蜂での調査は問題ありきで、只今、松ちゃんは悪戦苦闘中!です。
まず、女王蜂の生育が悪いのか?卵を産んでいなかった事と、今の時期、子供(幼虫)に食べさせる花粉の量が半端なく少なかった事。

こんな困った顔を見せるのはまれです。
花粉取り器の花粉の量の少なさに深刻な顔した時の松ちゃん。
「交尾してねぇのかな?全然卵がねぇ、それに花粉が足んねぇ」と。
続けて「今の時期、以前なら(原発事故前)キュウリやかぼちゃの花でいっぱいだったのに、今じゃ畑もねぇから花粉も少ねぇんだなぁ」と。

継ぎ箱のふたを開けネットも被らず作業を始めた松ちゃん。
この継ぎ箱は巣を作らせたり、ハチミツを貯めさせるのに使います。
僕も見せてもらったが山に咲く花の花粉は集めて来ていたけど、全然少なくて松ちゃんが困っているのが良く分かった。
実は花粉もはちみつ同様、汚染度を調べるつもりだったからだ。
しかし今年の花粉の調査は諦めざるを得なくなった。

検査のため全て、真新しい道具を買い揃えた松ちゃんです。
燻煙器準備中の写真。
花粉は自分たちが生きるためだけの花粉の量で、子供のために集めて来た花粉の量ではなかった。
松ちゃんの独り言「これは危機的状況だな」と。
蜂は越冬する時や子供がたくさん生まれる今の時期に花粉がたくさん必要です。
その花粉の量が少ないという事は大問題なんです。
花粉は蜂たちにとって、とても重要な栄養源なんです。
秋にもミツバチたちは越冬の準備を始める。
今のこの時期でこの量では、秋になればもっと花粉の減少が考えられるため、新しい女王蜂に代えるか?花粉を買って来て与えるかなど、この日、久々にというか真面に二人で養蜂談義をした。

僕に見せるために「下の箱は蜂が興奮して刺すかも知んねぇから、落ちつかせたら呼ぶからちょっと待ってて」と言い向かったと思ったら、直ぐに「お~ぅ、いいぞ~」と返って来た時の写真。
この時はネットを被りました。
蜂の状態があまり良くないので、こういう時の蜂は攻撃的なんです。
僕のために被ってくれたのですが。
野鳥の生態調査でも最初は全く鳥が巣箱に入らず真っ青になった松ちゃんだが、今回も彼の行く道は険しい。
今回は試験的調査の位置付けだけど、やる時は徹底してやる。
松ちゃんは有言実行男なので、この先、どのような処置をするだろうか?正直楽しみにしてます。

僕も養蜂をしてましたが、松ちゃんの養蜂はとても丁寧な扱いで、これなら蜂も怒らないと納得。
同じ仲間として松ちゃんの作業の仕方を見れて良かったと思います。
松ちゃんは、ミツバチが集めて来るハチミツで町の汚染が分かると調査を始めた。
そのハチミツだけは調べることが出来る量の蜜があったので、今度試験場に持って調べて来ると言っていた。
僕はこれも楽しみにしている。
郷土愛の塊の松ちゃんと話すのは、本当に楽しい。
この日はあっという間に時間が過ぎた一日でした。