ときぶーの時間

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一人、また一人。

2015-04-27 12:22:50 | 日記
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NO784
今回ネパールで起きた地震はM7.9と言われているが、ネパールだけでなく隣の国インドや中国でも被害が出ていると報道された。

屋外に避難しているたくさん人たちに食料や水はもちろん、簡易トイレや風呂などを支援してあげてほしい。
東日本大震災の経験を積んだ自衛隊の派遣は、集団的自衛権などでなくこういう時に派遣すべきで、日本も早く救援に駆けつけてほしいと思う。

話は変わりますが土曜、日曜と2日間出掛け、原発構内で働いていた友人から色々と話しを聞くことが出来た。
今日は原発関係の話です。


除染によって鳥やリスがいなくなった松ちゃんちの下の牧場近くの林。

汚染水漏れを度々起こしている東電だが、原発構内では汚染水を貯めてきた急造タンクがダメになるため、新しいタンクを作っては古くなったタンクを解体する作業があるようです。

しかし、このタンクの解体作業は高線量の被曝を伴い、この仕事をすると年間被曝線量100ミリシーベルトを超えてしまうため、5年間は原発構内に戻れないらしい。

実は友人もその仕事に就いたため被曝し、原発構内での仕事が出来なくなっていた。
一人、また一人と友人が被曝し離脱して行く。


原発事故のおかげで広大な田んぼは仮置き場にされ進められているふるさとの除染。
中央の鉄塔みたいなものが東京電力第二原発の排気塔。

防護服を着ながら作業しても、原発構内では高線量の放射能を防げない。

友人は解体作業を「誰かがやらなきゃならない仕事」と短く言った。
もったいない話だ。
友人のような技術者がまた一人現場から去っていった。

地元に生れ、地元を愛し、原発事故直後から原発復旧に携わっていた友人。
5年後、彼は原発構内に戻って来るだろうか?と、ふと思った。

被曝すると知りながらその危険な仕事をし、福島のために働いてくれた友人に、僕は心の中でありがとうと言った。
そして友人を始め、福島第一原発のため自分の身を犠牲にして働いてくれる人たちに、素直に感謝した。
ありがとうと申し訳ないが交錯する気持ちになった。

事故から4年経った今でも福島では被爆者が出ているのに、再稼働って福島は日本ではないのか?
同じ日本人なら日本人の苦しみを無視しないでくれと言いたい。


自分もこんな町の姿を見るとは夢にも思わなかった。

友人は「汚染水の仕事は延々と続き仕事がなくならないよ」と言ったが、僕が「そんなに次から次に被曝してしまっては作業員がいなくなるのでは」と聞いたら、黙ってしまい答えが返って来なかった。

友人は最後に「アルプスはだめだったな」と言った。
T社が汚染水対策に五百億円以上も使ったと言われるアルプスの作動停止のニュースは、何度も報道されてきた通り、彼に言わせるとアルプスの評判は役立たずだった。


原発反対を全世界に訴える富岡町の松ちゃんがモモコに近寄りコミュニケーションを取る姿です。
松ちゃんは去年のドイツ・フランス・スイスに続き、今年はイタリアで反原発講演をします。
彼こそ反原発を語っていい男だと僕は思っている。
僕はこれからも松ちゃんと共に、原発に反対していきます。

山も川も大地も壊し、海や空を汚し、そこに生きる動物や植物に被曝の苦痛を与え、何十年も苦しめる放射能汚染は福島だけでたくさんだ。

またいつか大きな地震が来ると予想されている日本に原発はいらない。
原発がなくても日本はちゃんとやっているではないですか。
原発を無くすために、みなさんの力を借りたいです。
本当にそう思います。
この日本で二度と原発事故が起きないようにするため・・・。












コメント
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