ときぶーの時間

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牛にとっても待望の春。

2015-04-02 05:52:07 | 日記
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NO768
福島も桜の開花宣言が出された。
これで一気に暖かくなる。

会津など寒さの厳しい冬を過ごして来た人たちには待望の春。
松ちゃんちの牛たちも無事に越冬した。
牧場の中にも草が生え生きた草を食べられるから、牛にとっても待望の春なのだ。


この日、午前中の餌やりを終えたら、次の仕事に移った松ちゃん。
何をするのかと見ていたら、餌箱前の泥を掻き出した。

牛の飼養は餌やりだけで時間と体力を使うのに、その他にもやることがたくさんある。
それをいつも一人でやっている。


強い雨が降ったり、雨の日が続くと元田んぼの牧場は常にぬかるんだ状態になる。
だけど、このドロドロの土を掻き出すのは、牛の健康のためにやらければならない大事な仕事なんです。

去年、牧場の3分の1くらいの頭数が病気になってしまい松ちゃんは大変だった。
牛も人間と同じで楽しようとする。

近くに川があるのにそこまで行かず、目の前の水たまりの水を飲んでしまう。
その中には自分たちの糞尿が溶け込んでいて、体に悪い水と知らず飲んでしまい下痢を起こした。

牛にとっての下痢はとっても危険な病気で、ほおっておけば必ず衰弱して死に至ると聞いた。
これがまたすぐに治らないんだ。
獣医師さんに何度も来てもらい、注射をしてもらったり色々と手と時間がかかった。
元々体力のある牛で約一ヶ月、体力のない牛で2か月間は治らないでいたと思う。

「屋根つきの牛舎があればこんな苦労はしねぇけどな」と笑いながらいつも言う松ちゃんだ。
だけど、そんなお金はない。
2か所の牧場だって、松ちゃんが土地を借りて牛の飼養をしている。
多少の事は我慢して日々、牛たちの面倒をみる松ちゃんだ。


牛たちもいなくなりきれいに泥を掻き出した松ちゃん。

とにかく雨には敏感になった松ちゃんです。
小高い山のように積まれた泥が乾燥したら、またその土を他に移動させると言っていた。
雨が降ったら牧場の状態を心配しなければならないのだから、これも本当に大変な事です。

話は変わりますが、僕は明日、いわきに行くのが楽しみで少し浮かれている。
浜通りミツバチ振興会の会合に松ちゃんと一緒に出席するのだけど、仲間に4年ぶりに会えるから嬉しい。
松ちゃんも同じ気持ちだと思う。

そんな訳で明日、いわきに行って来ますが、その話はまた書かせて頂こうと思います。
それではみなさん、今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。
















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