ときぶーの時間

募金の受付先 東邦銀行 安積支店 普通0644994 名義がんばる福島
みなさんご支援宜しくお願いいたします。

質素に生きる。

2014-08-22 07:38:28 | 日記
NPO法人がんばる福島 公式ツイッター @GBR_fukushima

松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」 

【楽天市場】がんばる福島のご支援いただきたいリスト

↑クリックで詳細がでてきます。

配送先は 
〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島
 までお願いします。

発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。


NO673
毎日暑い!昨日も午前中から汗びっしょりで、何度も交換するTシャツに閉口した。
だけど被災地の松ちゃんだけは、バリバリ元気で電話の向こうで夏バテ気味の僕を笑ってた。


今日の写真は、先週の松ちゃんと牧場の牛たちの写真。
餌を待つ牛御一行様。

昨日は、これからの牛たちの餌の話をしたんだけど、今、松ちゃんが考えてる事が煮詰まったら、みなさんにご報告します。
さて今日は何を書こうか?松ちゃんの事でも書こう。


細かく切ったにんじんを与える松ちゃん。

彼が普通じゃないのは付き合うとすぐに分かる。
僕の周りにもたくさんの人いるがそれだけの理由がある。

まず金に目が眩まない男だ。
彼が少年時代、富岡町の農家は本当に貧しかった。
彼の家も農家だったから、うちのかみさんと同じで貧乏を苦にしない。

松ちゃんから聞いた話だが、小学生時代、新しいズボンをお母さんが彼に買ってくれた。
しかしベルトまで買って貰えず、何と稲わらで作られた縄をベルト代わりにして毎日、彼は学校に行った。

担任の先生は毎日縄をベルト代わりに登校する彼の姿を見て、考え感じることがあったのだろう。
先生が彼にベルトを買って下さった話を聞いた。
彼も嬉しかったと思うし、まさか先生が買って下さるなんて思ってもみなかっただろう。
そのベルトを買って下さった先生にも、ベルトにも感謝した少年時代が彼にはあった。

内のかみさんの姉も遠い昔(多分60年も前の話)、馬小屋のわらを布団にして寝ていた話を義母から聞いたが、本当に富岡町は昔、何もない貧しい農村で片田舎(田舎中の田舎の意味)の町だったんだ。
わらの布団は僕にも経験がないが、冬は暖かいらしい。

人間、金・金・金っていう人いっぱいいるけど、彼は「金は生活する分だけあればいい」という男で、派手な生活と無縁の男である。
だから彼は、変な儲け話には飛びつかない男でもある。

また俗物的なものに興味がない。
ブランド品は何一つ持っていない。
金ピカのブランド時計もチャラチャラした貴金属の装飾品も持ってない。

洋服に関しては一流ホテルに泊まる時も、海外に講演しに行く時も必ず彼の制服は、一張羅の作業服。
もちろん買ったばかりのパリパリ線の入った新品の作業服だ。
作業着は仕事する時だけのものと思っていたネクタイ族の僕は、そんな彼の姿に目を白黒させてたいたが、今は慣れた。



保護した動物のために募金を募る時は、とても慎重な男だった。

ある募金会場で、小学生が自分のお小遣いから捻出し、募金にと小銭を握りしめて持って来てくれた時の感動と嬉しさは、僕も忘れずいるが松ちゃんも同じだ。
「とても使えねぇ。使うにも気を使う」と、それは本当に大事に使わせて頂いてる。


お腹一杯食べた満足感が牛たちの表情で分かると思います。

だから彼は、金に目が眩んでいる原発村の奴らが嫌いだ。
震災直後から松ちゃんが言って来た事がある。
「原発は金に目が眩んだ奴らのためのもので、地域住民の安全や健康や命なんてどうでいいと思っている道徳心のない連中のための商売だ」と。

今、まさにその通りだと思う。
原発なんて本当に無くなってしまえ。

だから原発再稼働のタイミングを計っている安倍首相の事は嫌いだと思う。(これは僕の勝手な思い込みです)
それにしても安倍首相は、広島のあの大規模土砂災害の最中に、呑気にゴルフに興じていたとか?いなかったとか?

あれだけの災害だから本人の所には、絶対に連絡があったはず。
生き埋めになってる国民がいるのを知りながらゴルフしてたってか?ほんとかよ!・・・(絶句)

福祉を充実させるため消費税を上げるのを理解してほしいと、国民に言い消費税を増税したが、国民から吸い上げた消費税は、福祉のためでなく法人税減税の穴埋めにじゃぶじゃぶ使われてるっていう話を、昨日友人から聞いた。
いい加減にしろ!と言いたい。

国民のみんなも、もうそろそろ自民党のやっている政治にNOって言ってくんねぇかな?

いやぁ、また話がそれてごめん。
話を戻そう、とにかく松ちゃんはお金の大切さや物のありがたみを知っているから、決して無駄使いしないし、それだけ質素に生きている。


これは去年の写真ですが、保護してるダチョウのモモが無精卵の卵を産んだ。
「今年、もうそろそろ卵産むんでねぇべか?」って、先週、松ちゃんは言っていた。

放射能まみれの被災地に残された動物を保護したために、何かと世間様に言われてきたが、彼は誰もしなかったこと、誰も出来なかったことををしただけ。
彼が被災地に残された動物のために被曝を覚悟し、たった一人町に残り動物たちの命を繋いできたことは、本当に誰にも出来なかったことだと思います。

これからも続く松ちゃんの闘い。
どうかみなさん、これからも被災地で命を繋ぐ松ちゃんの応援よろしくお願いいたします。

今日はこの辺で失礼します。
またお会いしましょう。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YouTube