ときぶーの時間

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除染の事。

2013-09-06 05:50:50 | 日記
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No461
昨日は福島で朝を迎えた。
5時45分頃のとてつもなく大きな雷の音で目が覚めた。
前日の午前中に福島に入っていたが、一昨日は写真をあまり撮れなくて今日こそはと思っていたのに、次の日の方がどしゃぶりでがっくし。

諦めて帰って来たわけだが、やるべきことが進まないのはやはり痛い。
2日間がパーになった気分。(泣)
富岡には行ったんだけどねぇ~。。。

それでも一昨日、富岡町の試験的除染の写真は撮ることが出来た。
この写真を撮った後、県内の友人たちと会ってこれからの除染についての意見を聞いた。


ついに我が故郷富岡町の除染が始まった。
津波被害の大きかった海岸近くの場所。


僕の心配は、この放射能汚染物質の袋の塊がどこに集まるか?
隣町のように、増え続けてそのままになるのか?
心配の種がつきない。


楢葉町の新しく出来た放射能汚染物の仮置き場。
こんな場所がいくつも増えている。
富岡は楢葉の3倍以上の汚染物が出ると言われるだけに、それをどこに保管するのか?
考えるだけで、ぞっとしてしまう。


近くまで行って写真に収めたが、近くで見るとその量は想像を超える。

僕の仲間の一人に除染に懐疑的な友人がいて、その友人の田んぼや家の除染に約1億円も除染費用がかかるという。
大熊町の町民だが、東電の賠償も何一つ申請していない夫婦で、その二人が言った。
「これで2~3年もしたら元に戻るなら除染なんてしないで、半分でも次の生活再建費用としてくれたらいいのに。」と・・・。

半分のお金をもらったところで、同じ田んぼの面積の土地を買う事は出来ないだろう。
とにかく広い土地・大きな家の所有者なのだ。
もう二度と田んぼは出来ないだろうとも言っていた。
小さな家と少ない土地だけしか買えないと思うが、それでも次の生活の準備が出来る。
二人の怒りはよく分かる。

二世帯の家族構成だが家族別々に暮らし、避難して色々と問題がある。
どの家庭にも次の生活再建は大問題である。
次にどこで暮らせばいいか?
まだ決められない人たちが多い。

今日は、そんな原発被災者の事を少しでも書きたいと思った。









コメント
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