ときぶーの時間

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友人の営業再開?に。

2012-09-19 07:31:31 | 日記
NO-236
一昨日の朝早く家を出て昨日の夜、福島から帰って来た。パソコンを持って行ったのに、時間に追われてブログの更新が出来ませんでした。

今回は国で進めている民家の除染の方法とかをしっかり聞いて来ました。やはり大手ゼネコンから下請けに仕事が出る仕組みに代わりは無かったが、屋根は高圧洗浄機で洗い流していたのが拭き取り作業に代わっていた。


友人が住んでいる郡山の避難所で会った。

一年半も経ち雨風によって今では放射能物質が染みついているから簡単に落ちなくなっているらしい。だからある友人の所は「俺のとこも3回くらいやるんじゃないかな?」と言っていた。

家の中の樹木も切り倒してくれるとか言っていたが、緑が無くなった家はさらに殺風景な姿になるだろうなあ~と思った。友人は楢葉町に車の修理工場を持っていて、真剣に事業の復興を考えていた。

復旧作業のため東電の第一と第二の原発に入れ替わり立ち代わり入る人たちのためにもなるだろうと本人は真剣だったのだが、電気は来たのだけど水が無くてトイレが使えないので、「水をどうするかだなあ~」とため息。


便利でいくつもの店舗があったコンビニ。今では盗難防止のためにガラス窓を遮蔽されたコンビニ。

すでにかなりの飲料水を用意したらしいがあくまでもトイレ用にである。更なる問題はロータンクに水を入れてトイレを使用した時に、その水は何処に行くのか?心配していた。

下水が壊れているとしたら?その不浄物は何処に滞留するのかなど本当に笑えない話であり、本人は曜日を決めて再開したいと・・・この場所から使えるトイレは5km離れにある広野町のコンビニのトイレしかない。


町には今でもお店と言うお店が何も無い。

これが避難区域解除をした隣町の状況です。水が無いと言うことはお風呂も洗濯も炊事も出来ない事で、とても人が住める環境に至っていないと言う事である。

警戒区域を解除して賠償金を削りたいためなのか?住めない場所に戻れますって言ってもこれじゃあまりにもひどいよなあって思う。

そこで営業の再開を真剣に考える友人を見て、感じるものがあった。僕もこのままではいけないし、早く次の事考えないとと自分に言い聞かせ、彼から少しパワーをもらって帰ってきました。





コメント
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