ときぶーの時間

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山本宗補さんの本。

2012-09-05 08:53:25 | 日記
NO-228

ポニーのヤマも暑さから屋根の下へ。先週撮影

去年の3・11からもう一年半が過ぎていく。とても長い一年半に思えるが昨日、フォトジャーナリストの山元宗輔さんからメールをもらった。

山本宗補さんは、石松の誕生の時に立ち会ったジャーナリストさんで、石松の誕生の時の写真はかなりの反響があったそうです。強制避難区域で活動する松村の事をいつも色々と心配してくれる方です。

この一年半の山本さんの活動をまとめた本が発刊されると言う事で、紹介させて頂きます。その本の内容(山本様のメールそのままコピー)は

●悲しみと鎮魂の大地の圧倒的な写真群。家族を失った被災者三人の三様の心のヒダ。

●膨大な死者行方不明者の鎮魂と供養に取り組む僧侶三人の、仏教者としての感性と取
り組み。
(鎮魂1)小原宗鑑、岩手県盛岡市。(鎮魂2)佐々井秀嶺、岡山県出身インド在住。
(鎮魂3)高橋英悟、岩手県大槌町。

●立入禁止区域(警戒区域)30ページの写真群が大手メディアが伝えない原発事故の深
刻な実態を伝える。
●目に見えない放射線に抗い、東電や国に敢然と立ち向かう福島の6人の「個」の生き
様を伝える6本のフォトストーリー。

(抗う1)原発から14㌔の浪江町で生活しながら、牛の殺処分を拒否し300頭の牛を生
かし、生かす意味を問い続ける吉沢正己。

(抗う2)家も土地も失い避難生活を送りながら、脱原発を公約に大熊町長選を闘い、
中間貯蔵施設受け入れの署名活動を展開する木幡仁・ますみ夫妻。

(抗う3)原発から12㌔の富岡町の自宅に留まり、生き物に対する人一倍の愛情でペッ
トを助け、放れ牛を生かす松村直登。

(抗う4)全村避難となり、牛も農地も、村落共同体の絆も失った怒りと悲しみを、メ
ディア不信から自ら全国各地で訴える飯舘村の酪農家・長谷川健一。

(抗う5)国も県も取り組まない福島市の除染と汚染土の仮置き場を引き受け、ボラン
ティアを続ける住職の阿部光裕。

(抗う6)祖父の代から受け継ぐ酪農を廃止寸前に踏みとどまり、放射性セシウムを減
らすため、自家製のエサ作りに孤軍奮闘する南相馬市の酪農家・瀧澤昇司。

●「中通り」の子どもを持つ親たちの不安と抵抗。福島県民の広島入市被曝体験と長崎
入市被曝体験。「原爆写真家」と呼ばれた福島菊次郎の福島取材。原子力発電所導入の
きっかけとなったビキニ事件被爆者・大石又七の訴え。

●(抗う7)新宿で、福島で、官邸前で、代々木で、杉並で大きなうねりとなって広が
る「脱原発」を求める人びとの、主権在民の意思表示を10数ページで紹介。
(敬称略)

ここにアクセスして下さい。彩流社のホームページ(http://www.sairyusha.co.jp/bd/isbn978-4-7791-1818-0.html


浪江の吉沢さんや富岡町の松村直登以外の人たちの戦いもこの本で知る事が出来ると思います。是非みなさんにも読んで頂きたい。報道されていないことなどたくさん書かれていると思います。


最後までのんびり食事をする牛。

そんなわけで、今日はフォトジャーナリスト山本宗補さんの「鎮魂と抗い3・11後の人々」を紹介させて頂きました。

コメント (1)
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