ときぶーの時間

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記者会見。

2012-02-29 08:17:58 | 日記
NO-88
昨日でやっと一息ついた。松村直登の外国人記者クラブでの記者会見が無事に終わり、正直ほっとしている。松村は会見が終わり「頭の中が真っ白になった」と言っていたが、初めてのことだからしょうがないと思った。

 会見前の松村直登。

会見には原発反対論者の恩田勝亘さんも加わって、また、本当に良いタイミングで富岡町の動物たちの悲惨な写真が会見場の2つのスクリーンに放映されたし、結構良かったのではないかと感じた。

松村は、確実に地元の被災者の代弁をしたと思う。何故文句を言わないのか?と不思議がっている外国人記者の「福島の人は本当にこの原発事故を怒っているのか?」の記者からの質問に、彼は被災地の住民に代わりに話した。

その内容は前日にも僕と東電に行き、今までのいきさつの検証をしていたから、答えは決まっていた。被災地の住民がどれだけ我慢して暮らしているかを話し、「東電はその住民に対して誠意ある補償をして消えて無くなればいいのだ」と言った。

福島にいる仮設住宅や借り上げ住宅に、避難している住民たちに聞かせてあげたかったと思う。どれだけ報道規制されているか?都会の人たちはわからないと思うが、東電は各TV局のスポンサーになっていたからか?TV局が被災地住民の声をシャットアウトしているふしがあるのだ。

これには、弱い者いじめだと思っている被災地住民が多いのが事実であり、東北人のじっと我慢する気質が追い打ちをかけるように、この都会に届いて来ないのが現状で個人の賠償問題に暗い影を忍ばせている。

 左から二番目の方が恩田勝亘さん。

彼は被災者の補償の仕方や残された動物の事など、そして今の東電の企業としての在り方や国の政策の悪さをしっかりと話したし、外国人記者たちは、彼の事をいろいろ知りたくて会見後も松村の回りは人だかりであった。

この会見後に3つの海外のメディアの取材を受けて福島に帰った松村だが、あれだけ質問攻めになったのは初めてだったろう。僕も彼から紹介されて名刺交換に追われてしまった。

前日から、共同通信社の岩橋さんの取材から数えて5つはこなしたかな?一農民が記者クラブで会見するとは本人も思っていなかったから、彼は今回の事を自分でも驚いていた。

今回の会見で、多くの外国人記者と出会い、また取材を申し込まれるようになるだろうと思う。やっぱり体が3つ欲しい彼だった。僕もある記者の100人と200人を聞き違えてびびって損をした。(笑い)

 共同通信社の岩橋さんの取材。27日お昼に新橋の定食屋さんで。

今回は以前に、松村を取材してくれたナータリーさんの企画でこの会見が行われたから、一番の功労者はナータリーさんとOKしてくれたスーパーバイザーのチョンさんだ。みなさんのおかげで、また一つ仕事が出来たと思う。このような機会を頂けたことを感謝いたします。

 ここでも彼を取材したナータリーさん。

福島に戻ったら、また灰色の街並みの中の別世界で働く彼だが、犬も猫も牛も待っている。特に今は牛を本当に生かすことを考えているから、やることが多い。色々な団体さんに協力をしてもらって、この問題も解決してほしいと思った僕だった。

生きている牛を殺処分から守るべく行動しなければならない。みんなの力を結集してやれば出来ると思う。今、まさにその時なのだ。全国の皆様、動物愛護団体の皆様、被災地の動物を助けるのに力を貸して下さい。宜しくお願いいたします。













コメント (4)
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