腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



初めて本格的に聴いたのは19歳の頃。

留学先の台湾でルームメイトだったマレーシア人のサイモンが勉強机の上に置いていたラジカセから流れていた。

そう言えば、幼少の頃、実家にあったレコード(叔父が置いていった)の中に『Let It Be』のEP盤があったような気がするが、好んで聴いていたのはジョニー・シンバルのMr.ベイスマンとかベンチャーズのパイプライン、サイモン&ガーファンクルのThe Bridge Over Troubled WaterやEl Condor Pasa~If I Could そして『ひらけポンキッキ』の泳げたい焼き君が主だった。

サイモンが聴いていたのは通称『青盤』と呼ばれる1967~70のベスト盤だった。


ハンマーでガツンと頭を叩かれたような衝撃が走った。

『Hey Jude』や『Let It Be』で「なるほど、これがビートルズか」と思った。

翌日、街のCDショップへ走って『赤盤』と『Please Plrase Me』のカセット(当時はカセットテープが主流だった)を買った。

それからは狂ったかのようにビートルズばかりを聴いた。

20歳過ぎてから隣の部屋に住む長崎出身のKさんにギターを習い、ビートルズのギタースコアを買ってスコアがボロボロになるまで練習した。

3本目に買ったギターは念願のギブソンのJ-160E。
アンプはVOX。

ビートルズサウンドにちょっと近づけた気がした。



ポール・マッカートニーが昨年11月に“Out There! japan tour ”で11年ぶりの来日ということで話題になったのは記憶に新しい。
行きたいなぁ、と思っていたがなかなか踏ん切りがつかず、結局チケットを取らなかった。

1ヶ月ほど前、たまたまテレビのチャンネルをザッピングしていたら、丁度スカパーで去年の東京ドーム公演最終日が始まるところだった。

ラッキー♪

くらいの軽い気持ちで見始めたが、始まってすぐ夢中になって、気が付くとのめり込んでいた。

ウイングス時代、そしてソロになってから、そしてもちろんビートルズの名曲まで2回のアンコール含めて37曲を熱唱。

御年72歳。
信じられないくらいパワフル。

年齢も年齢だし、恐らくこれが最後の来日だろうなぁ。

エリック・クラプトンみたいに「最後、最後」と言い続けて5、6回も来ることはないだろうなぁ。

やっぱり見に行けばよかったなぁ...

一生の不覚。
無念。


と思っていたら、なんと再来日決定!

ま、まぢで!



前置きが長くなったが、行ってきます。




音楽界の生ける伝説、生のポールを観てきます。

ポールと一緒に歌ってきます。

ポールのボーカルにハモってきます。


心底嬉しい。



奥さん「うち、そんなに興味ないわ」



「そんなこと言わないで、ねぇ~、いいじゃないの?」

「ダメよ~、ダメダメ!」

今、このやり取りが我が家で旬を迎えております(笑)

知らない人は“日本エレキテル連合”で検索。



ということで、5月24日(土曜日)は早帰りさせていただきます。
申し訳ない。

長居公園の近くに住む姪っ子の家に車を停めさせてもらおう。
そうしよう。
決めた。



では、修理品のご紹介。
こちら↓
 グランドセイコー Ref.8N65-9000 クォーツ

東大阪市在住のK様所有。
分解掃除、電池交換、パッキン交換、磁気抜き、防水検査(日常)を行いました。

SEIKOのハイクラスブランド、グランドセイコーです。
車で言うならトヨタのハイクラス、レクサスみたいなもんです。
8N系のシンプルなデザインながら、凛とした気品を感じます。
K様大事にお使いくださいませ。


スカパーで見た東京公演最終日で初披露されたユニオンジャックがペイントされたヘフナー(ポールの愛用ベース)がとても素敵だと思った腕時計修理専門店トゥールビヨン店主
長居にも持ってきてくれますでしょうか。
ということで、明日と明後日は定休日です。
明後日頑張ってきます。

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