今日、明日は岸和田のだんじり祭りです。
実は岸和田だんじり祭りは年に2回あります。
9月祭礼と10月祭礼。今日と明日は岸和田・春木地区、10月は山手地区です。
テレビのニュースなどで派手な“やりまわし”(高速で方向を変換し、コーナーを曲がること)などを放映されるのが9月祭礼のほう。もちろん、山手も“やりまわし”します。
私は今、岸和田市民ですが、実家は2つ隣の市。だんじりは根っからの岸和田市民じゃない限りなかなか引けません。それに、祭りの当日「じゃ、この辺の綱をひかせてもらいましょ」って入れるわけないです。
何ヶ月も前から夜中「そ~りゃ~!そ~りゃ~!」と若い衆(青年団)が走っています。毎週“寄り合い”という会合があります。それらに毎回参加して、町内の“気”や“魂”や“モチベーション”や“ベクトル”が一体にならないと参加できません。
昔、私がまだ小さい頃、父親に連れられて岸和田まで見に行ったことがあります。
昔のだんじり祭りは荒っぽく、怖いものでした。全員気が立ってるし、お酒も入っているので、殴り合いの喧嘩など当たり前でした。
若い女性だけで見に行ったりしたら怖い!とよく聞かされました。今はそんなことないですよ。間近でだんじりが走り去る光景を見ると凄い迫力です。
前の会社の時、私はまだ実家に住んでいたのですが、私の所属していた部署に4月から岸和田出身の男の子が新入社員として入ってきました。9月のこの時期になって、その子が
「4日間休みをください」といきなり言ってきたので、上司が
「4日間も無理やな。せいぜい2日やな。」と言うと、その子は
「じゃ、会社辞めます!」って。上司はビックリして
「辞めるって、会社を!?本気か?」
「はい!辞めます!お世話になりました!」
そのくらいマジなんです。その子は4日間休みもらえました。岸和田市民はだんじり祭りを中心に1年が回っています。祭りが終わった翌日から、来年の祭りの話をします。
私は山手に住んでいるので来月7日、8日が楽しみです。
泉州のディープな町に住んでいる腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
| Trackback ( 0 )
|
|
やっぱり、だんぢりはいいね!
羨ましいですね。
私は仕事で見に行けずです。(><)