腕時計修理専門店・トゥールビヨン店主のブログです
腕時計の修理の詳細や腕時計のトリビア、店主の個人的な趣味の話などを気の向くままに書いております。
 



なんだか昨日の『眉間写真集』、一部のコアなファン(?)の間でえらいことになっているような...

こんなシャイで気弱で内気でクソ真面目を絵に描いて額縁に入れたような店主なのに...




え~っと、冗談はさておき、最近ここが時計修理屋のブログだというのを忘れかけていた感があるので、今日は時計の話題で。(下ネタでなくて申し訳ない)


本日、修理センターから数点修理品が戻ってまいりました。
その中の2本がこちら↓
 ROLEX GMT-マスター

右:GMT-マスター Ref.1675 大阪府大東市在住のN様所有。
左:GMT-マスターⅡ Ref.16710 東大阪市在住のN様所有。

偶然同じN様ですが、全く違うお客様。

右のGMTは製造番号から1966年~67年製。40年ほど前のモデルです。
左は現行モデルと同じで、1997年~98年製。

40歳と10歳。親子ですやん!(笑)

ちょっと比べてみます。
まずは文字盤↓
 夜光塗料が結構焼けてます。(良い味出てますね)

 シャープな印象。インデックスの夜光塗料の回りにステンレスの縁取りが施されています。

そして風防↓
 ポッコリとドーム型のプラスチック風防。

 表面がスパッと平らな硬質サファイアガラスを採用。

リュウズガードにも若干の違いが↓
 ちょっと薄くて出っ張りが大きい

 ガードに厚みがあり、出っ張り少ない。


しかし、40年も前の腕時計が今もしっかりと動いているんですから、やっぱりROLEXは頑丈に作られているんですねぇ。

双方のN様、大事にお使い下さいませ。


硬い!硬すぎる!と、特に女性によく言われる腕時計修理専門店トゥールビヨン店主。
“硬い”って漢字が違う!! “堅い”です。(笑)

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