寮美千子さんが編纂された奈良少年刑務所受刑者の詩集の2冊目が出たので購入。
普段 本は努めて地元の本屋さんで買うことにしとるんやけど、この本は早く手にしたかったんでネットで購入しました。
「はじめに
刑務所に入っているのは、どんな人々でしょうか。
『獣のように、血も涙も無い人に違いない』
『何を考えているのかわからない モンスターのような人々だろう』
頻繁に報道される凶悪な少年犯罪、身も凍るような残忍な事件の顛末。
そんなニュースにさらされていたら、そう思っても仕方ありません。
わたしも その一人でした。・・・」
詩集はこんな寮さんの文で始まります。
読んでいて突然涙が出てきました。この詩を読ん
刑務所は いいところだ
屋根のあるところで 眠れる
三度三度 ごはんが食べられる
お風呂にまで 入れてもらえる
刑務所は なんて いいところなんだろう
世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集
出版社名 : | ロクリン社 |
出版年月 : | 2016年10月 |
ISBNコード : | 978-4-907542-33-7 (4-907542-33-X) |
是非お薦めしたい1冊です。