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世界は もっと 美しくなる

2016-10-26 | 読書

寮美千子さんが編纂された奈良少年刑務所受刑者の詩集の2冊目が出たので購入。

普段 本は努めて地元の本屋さんで買うことにしとるんやけど、この本は早く手にしたかったんでネットで購入しました。

 

「はじめに

刑務所に入っているのは、どんな人々でしょうか。

『獣のように、血も涙も無い人に違いない』

『何を考えているのかわからない モンスターのような人々だろう』

頻繁に報道される凶悪な少年犯罪、身も凍るような残忍な事件の顛末。

そんなニュースにさらされていたら、そう思っても仕方ありません。

わたしも その一人でした。・・・」

詩集はこんな寮さんの文で始まります。

 

読んでいて突然涙が出てきました。この詩を読ん

刑務所は いいところだ

屋根のあるところで 眠れる

三度三度 ごはんが食べられる

お風呂にまで 入れてもらえる 

刑務所は なんて いいところなんだろう

世界はもっと美しくなる 奈良少年刑務所詩集

受刑者/詩 寮美千子/編
出版社名 :  ロクリン社
出版年月 :  2016年10月
ISBNコード :  978-4-907542-33-7 
(4-907542-33-X)
是非お薦めしたい1冊です。
 
 
 
 
 
 
 

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