通院のため、街へ出かけたついでに八丁堀福屋角で、BIG ISSUE 5月15日号を買いました。300円です。このうち、160円が販売者の手数料です。
300円の読みがいはしっかりとあります。
街へ出かけたら、ぜひ 福屋角で 買って下さい。
5月15日号の内容
リレーインタビュー 私の分岐点 ― ジャーナリスト 江川 紹子さん
スペシャルインタビュー ― 宮本 亜門
ストリート・エコノミックス 浜矩子
腹が減ってはハングリーになれない
WORLD STREET NEWS 世界短信
1億人が関係?!人身売買の拠点インド
セックスワーカーの子どもたちを教育する「ベラブヘンジ」
ノーンギシュの日々 滝田 明日香
観光ロッジがおびやかす クロサイの生息地 その3
風をあつめて
四季に折々の風が吹く日本は、風の宝庫だ。しかし風は目には見えず、風の通り道を確認するほかない。だからこそ、人はそれを詩歌にし、風の神の物語をつくり、凧をあげ、風がつくった砂漠を畏怖する。宇宙から見た輝く地球の青さは、実は海ではなく大気の層だという。その大気の層が動く時、大空で、中空で、うわの空で、風が起こり、その大気の底で人は生きている。大空で、中空で、うわの空で、どんな風が吹いているのだろうか? そして生き物や植物は、風とどのようにつき合っているのだろうか?長年、風を研究されてきた吉野正敏さんに、「風とは何か?」について、昆虫研究者の小野展嗣さんに「空を飛ぶクモ」について、植物研究者の多田多恵子さんに「風に飛ぶタネたち」について、日本玩具博物館の井上重義さんに「風に乗る凧」について聞いた。五月の風に吹かれながら、風をあつめてみた。
大空、中空、うわの空。日本は風の宝庫 ─ 吉野 正敏さん
(エッセイ)糸で空間を支配、だが命がけのクモの空中飛行 ─ 小野 展嗣さん
(エッセイ)ふわふわ、くるくる、風に飛ぶタネ。
カプセルに遺伝情報、はるかな未来に芽を出す ─ 多田 多恵子さん
風に乗る凧。出世、祝い、魔よけ、豊作の思い込め ─ 井上 重義さん
世界の当事者になる 雨宮 処凛
孤独死と「つながり」
自閉症の僕が「生きていく風景」 東田 直樹
日課になった、詩や物語を書くこと
コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット
CDレビュー 浅井 博章
なじみのヒット曲が隠れた「サンプリング・カバー」
クリエーターの視点 コンテンポラリーダンサー 森山開次さん
MOVIE 『春との旅』小林政広監督インタビュー
テレビうらおもて 伊藤 悟
違う時間が流れている衛星放送
ひぐらし本暮らし 岡崎 武志
ジェローム・K・ジェローム 丸谷才一訳『ボートの三人男』
YOUR ISSUE ― あなたのオピニオン
FROM THE STREET ― 街角と販売者
■ホームレス人生相談 家庭内の問題から逃げる夫の気持ちを知りたい
■コミック エモ!言われん ちょうどよいのは一瞬?
■路上から
■今月の人
今も人見知りはあるけれど、「ビッグイシュー・プラス」が生きがい
FROM EDITORIAL 編集後記