学生の頃だから、相当前の話になる。
バイトが終わって、その仲間と飯を食おうと、そのへんにあったラーメン屋に入った。年季の入った店構え。
長年連れ添った夫婦で店を切り盛りしている感じ。おかみさんはとても愛想がいい。
しかしながら、夕食時だというのに、客は自分たちだけ。穴場だね、なんて話しているうちに、ラーメン登場。
一口食ってむせる。そしてびっくりする。こんなまずいものがこの世にあるのかと思った。
美味しいものを表現する言葉はあるけど、まずいものを表現する言葉はなかなかない。
ほこりっぽくて酸っぱい、とでも言ったらいいのか、どうやったらこんなものできるのか不思議でたまらなかった。
何十年たってもあの味は忘れられない。
20歳そこそこの食べ盛りの男たちが全員残すという前代未聞の有様です。
同じく学生の頃、サークルで行った湖沿いのペンション(←死語?)ここの朝食になぜかハヤシライスが出た。
サークルの他のメンバーは、「朝からカレーかよ!」文句を言い、食べたら「カレーじゃないのかよ!」と文句を言い。
そんな中、自分はハヤシライスが大好きだったので喜び勇んで口の中に入れた。
するとどうでしょう。苦い。何でか知らないがハヤシライスが苦いのであります。これにはびっくり。
周りの連中は、「ハヤシライスってやっぱりまずいよな」と言い出す始末。
このペンションはハヤシライスを冒涜していると思った。
以上の2つのエピソード以降、ここまでまずい食べ物に出くわしたことはない。
ある意味、どんなお食事でも美味しく食べられるようになったきっかけであるので、感謝しなくてはいけないですね。
バイトが終わって、その仲間と飯を食おうと、そのへんにあったラーメン屋に入った。年季の入った店構え。
長年連れ添った夫婦で店を切り盛りしている感じ。おかみさんはとても愛想がいい。
しかしながら、夕食時だというのに、客は自分たちだけ。穴場だね、なんて話しているうちに、ラーメン登場。
一口食ってむせる。そしてびっくりする。こんなまずいものがこの世にあるのかと思った。
美味しいものを表現する言葉はあるけど、まずいものを表現する言葉はなかなかない。
ほこりっぽくて酸っぱい、とでも言ったらいいのか、どうやったらこんなものできるのか不思議でたまらなかった。
何十年たってもあの味は忘れられない。
20歳そこそこの食べ盛りの男たちが全員残すという前代未聞の有様です。
同じく学生の頃、サークルで行った湖沿いのペンション(←死語?)ここの朝食になぜかハヤシライスが出た。
サークルの他のメンバーは、「朝からカレーかよ!」文句を言い、食べたら「カレーじゃないのかよ!」と文句を言い。
そんな中、自分はハヤシライスが大好きだったので喜び勇んで口の中に入れた。
するとどうでしょう。苦い。何でか知らないがハヤシライスが苦いのであります。これにはびっくり。
周りの連中は、「ハヤシライスってやっぱりまずいよな」と言い出す始末。
このペンションはハヤシライスを冒涜していると思った。
以上の2つのエピソード以降、ここまでまずい食べ物に出くわしたことはない。
ある意味、どんなお食事でも美味しく食べられるようになったきっかけであるので、感謝しなくてはいけないですね。